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月城「 元貴 〜 ジュース飲みたぁい 」









大森「 取ってこよーか 、? 」










月城「 うん 。 オレンジジュースでお願い 〜 」









私が頼むと 、 テクテクと冷蔵庫に向かって

歩いていく元貴は 、なんだか愛らしい 。








大森「 うわぁ 、僕も飲みたかったけどぴったり無くなっちゃった …… 」








明らかにしゅん …としてしまう 。



まるで構ってもらえなかった子犬みたいに








月城「 私の半分あげるよ? 」








大森「 んー 大丈夫 〜 」








コンッっと音を立てて 、机にコップが置かれる 。



もう 、目の前のコップは汗をかいている 。








月城「 何か、申し訳ない ….。 」









大森「 あはっ 、 いいよ気にしないで飲んで 〜 笑 」








そう言っときながらも 、



実は元貴も飲みたそう …….。






だって 、ずっとオレンジジュースに目がいってる 。



目をキラキラさせながら 。







月城「 ふふっ 、もときぃ〜ほんとは飲みたいんでしょ ? 」









大森「 っ 、のみ ……たぃけど …..」










月城「 じゃあ、あげるよ 。ほら 」









コップを持った手をぐいっと僕の前に突き出す 。









大森「 ….. ありがと 。もらうね ………….笑」








飲む前にニヤッと意地悪な笑みを浮かべた 。








大森「  っん …… 」










音海「 っ!? *////* 」











突然_____。






元貴からキスをされた 。






____刹那







元貴のふわっと甘い匂いと共に 、



口に温かいものが注がれる 。









あれ 、 これって






_____口移し …? 










大森「 どうしたの。そんな顔真っ赤にして 、笑 」









音海「 ぃゃ 、だって …..今口移ししたよね …?! 」









大森「 えー 、なんのこと 、? 」









音海「 ふ 、 ふざけないで …っ! 」










大森「 ふはっ 、 ごめんごめん 、笑 」










大森「 美味しかった ….? 笑 」









音海「 ま 、あ ….. 」












大森「 あ゙ー かわい …. 」











大森「 今日 ….いいよね 、 ? 」









大森「 ぼく、我慢できない 」






end

short story collection.

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