テラーノベル
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窓の外で夜の帳がすっかり降り、静まり返った家の中。「童貞を殺すセーター」の柔らかなニットが、童磨の大きな手によってゆっくりと、けれど強引にたくし上げられていきました。露わになったしのぶの白い背中が、夜の冷気に触れて微かに震えますが、すぐに彼の熱い胸板がそれを塞ぐように重なります。
「しのぶちゃん……この服、本当に卑怯だね。どこを触っても君の肌にすぐ届いてしまう……」
童磨の掠れた声が耳元をくすぐり、しのぶは上気した顔を肩越しに彼へ向けました。
「ふふ……、あなたが、あまりに完璧に家事をしてくださるから……。私、すっかり骨抜きにされてしまったみたいです」
二人の唇が重なると同時に、再び激しい愛の時間が幕を開けました。
夜が深まるにつれ、二人の動きはさらに密度を増していきます。セーターはいつの間にか床に脱ぎ捨てられ、月明かりに照らされた二人の裸体が、波打つように重なり合いました。童磨はしのぶの細い腰をしっかりと掴み、彼女の最奥を何度も、何度も突き上げます。
「ああ……っ、童磨、さま……っ! 夜は、まだ……始まったばかり、ですよ……っ」
「分かっているよ。朝まで、君の声を一秒たりとも絶やさないようにしてあげる」
言葉通り、童磨は一晩中、しのぶを休ませることはありませんでした。場所を居間から寝室へ、そして再び寄り添い合うようにして、互いの存在を確かめ合います。しのぶが絶頂を迎えて震えるたびに、童磨は彼女の涙を舌で掬い、さらに深く、熱く彼女を愛しました。
部屋の中に満ちる、湿った肉体のぶつかり合う音と、溶け合うような甘い喘ぎ声。
「しのぶちゃん、愛してる……。君の中は、どうしてこんなに温かくて、僕を離してくれないんだろう」
「……それは、私が……あなたを、離したくないからですよ……っ」
何度も何度も中出しを繰り返し、しのぶの胎内は彼の熱い愛で溢れ返っていました。それでも二人の渇きは癒えることなく、互いの汗と愛液が混ざり合い、肌が吸い付くような感覚に酔いしれます。
やがて東の空が白み始め、夜通しの狂宴にようやく終わりの気配が漂い始めた頃。
しのぶは、精根尽き果てたように童磨の胸の中でぐったりと横たわっていました。彼女の肌には、彼が刻みつけた愛の印が点々と残り、その表情はこれ以上ないほどの幸福感に満ち足りています。
「……おはよう、しのぶちゃん。また、新しい朝が来たね」
童磨は、汗で張り付いた彼女の髪を優しく払い、額に柔らかな口づけを落としました。
「……はい、おはようございます……。本当に、とんでもない人ですね、あなたは……」
しのぶは微かな声で笑い、彼の腕の中で心地よい眠りへと誘われていきました。夜通し愛し合った二人の絆は、夜明けの光の中で、より一層深く、分かちがたいものへと変わっていたのでした。