わたしの伸ばした手は届くことはなく、
ブルーベル嬢は地面に落ちた。
その衝撃でブルーベル嬢の体に突き刺さっている複数の氷柱(つらら)のようなものが月の光に照らされ、まるで美しいブルーベルの花のように青く輝いて見えた。
「きゃぁぁああああああっ……!!」
わたしは悲鳴を上げ、その場で崩れ落ちる。
「アリシア様、貴女もアリシアの花のように美しく殺して差し上げますよ」
メイド長は右手をスッと前に出す。
すると巨大な魔法陣が描かれる。
その時、バンッ!
特別室の扉が勢いよく開いた。
「アリシア様!」
ティアラが叫ぶ。
メイド長はティアラに目もくれず、
ピンク色に光り輝いて見える氷柱のよ********************
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