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ももは
夕暮れ・唯我の家の前
(橙に染まる空。静かな住宅街に、別れの空気が流れる)
唯我「一祟、お前も……苦労してるな。」
一祟「え?」
唯我「公太の世話、なかなか大変だろ。」
公太「は? 勝手に俺を面倒扱いすんな!」
一祟「いえ、僕はただ……公太さんが無茶しすぎないように、気にしているだけです。」
(唯我、少し柔らかい目で一祟を見る)
唯我「……お前、変わってるな。」
一祟「よく言われます。でも、嫌いじゃないです。」
唯我「……まぁ、悪くないな。」
公太「お前ら、なんかややこしい関係だな……」
(唯我と一祟、顔を見合わせて小さく笑う)
一祟「それでは、そろそろ失礼します。」
唯我「ああ、またな。」
(静かな余韻を残し、二人は歩き出す)
森の中・木漏れ日の場所
(夕日が沈みかける中、唯我が一人で素振りをしている)
(鋭い一振り——静かな呼吸)
???「唯我……」
(振り返ると、そこに瞳の姿)
唯我「また来たのか」
瞳「無茶してないか、気になってさ」
(唯我、少しだけ視線を逸らす)
瞳「……何かあった?」
唯我「別に、何でもない」
瞳「何でもない顔じゃないよ」
(少し沈黙)
瞳「私は唯我の味方だからね」
(唯我の瞳がわずかに揺れる)
瞳「どれだけ傷ついても、それでも前に進もうとしてるの……知ってるから」
唯我「……」
瞳「だから、無理しないで」
(唯我、ゆっくり目を閉じて)
唯我「……ありがとな」
瞳「ふふっ、やっと素直になったね」
(風が吹き、葉が優しく揺れる)
ORVAS本部・ブリーフィングルーム
(薄暗い室内。モニターの光だけが浮かぶ)
ジュリー「……本気なの?」
畑中「ああ。あいつらに“あの力”を授ける」
ジュリー「ネオ・コード……あの力は下手したら……」
畑中「分かってる。でも、あいつらなら越えられる」
ジュリー「あなたの賭け、外れたら大変よ」
畑中「痛い勝負ほど燃えるもんだ」
(ホログラム起動)
(映し出されるデータ:異常な脳波、負荷、未知のエネルギー)
ジュリー「この力の名は——ネオ・コード。人体と意識の限界を突破する危険な力」
(畑中、静かに見つめる)
畑中「……面白くなってきたな」
「新たな力——ネオ・コード。その代償と覚醒が、三人の運命を大きく変えていく。」
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