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短編とも言えない中編の案をどうぞ。2つ。(どっちのngsr)
えっちなのはないです。でもどちらともこの後にえちえちが待っています。
「セラ夫、何があったのですか」
「、、、何もないって」
「私は今日、あなたが外に出る前に『傘を持って行きなさい』そう伝え、傘を持ち外に出るのを見ています。ですが、今のあなたの手元に傘は見つかりません」
「盗まれたって言ったじゃん」
「盗まれた、そうですね。そうかもしれません、しかし、だからと言ってあなたがびしょ濡れで帰ってきていい理由にはなりません。昨日も同じことがありましたね、全く同じような出来事が。二日間連続で傘が運悪く盗まれることはあったとしても、昨日私は帰れない状況だったら私を呼べ、と言いました。なぜ呼ばなかったのですか」
「スマホ忘れたの、家に」
「本当ですか?あなたの手元にスマホがあるのに?」
「、、、、」
「何があったのですか、いいなさい」
「その、落とし物を探してたの」
「落とし物、、?」
「前凪ちゃんとお揃いにしたキーホルダーあるじゃん、、?それを落としちゃって。でも、俺それに気づいたのが結構後で、その日も雨だったから、見つけにくくて」
「傘のことを放り出して探していた、と?」
「うん」
「っっ!!!!バッカものガァ!!!!!!」
「ビクッ」
「お揃いのキーホルダーなんかいつでも買ってやるわ!!それよりも!!お前は!!自分のことを気にしろよ!?」
「でも、初めてもらった、プレゼントなんだもん、、、」
「そんなの私がいつでも探してやるよ!!!でも今じゃないだろう!?それは、お前がびしょ濡れになって帰ってきい理由にならないからな!??!」
「ぁ、、」
「いいか!?次びしょ濡れになって帰ってきたら、別れるぞ!!!!!!」
「ぇ?ま、まって。それだけ、それだけは、やめて。俺、なんでもする、から。やだ、別れ、たくない、、、(涙目」
「あ、その違う!!!ごめん!!!!!!私はその、セラ夫に自分のこと大切にして欲しいだけ、、だから」
「ぅん、わか、った。から別れない、で」
「もちろん」
後で交番に行くと無事見つかりましたとさ。
どうしよう、どうしよう。俺、捨てられちゃう__。
前こっそりと聞いた話だけど、
「あーまぁ、もう飽きちゃったしいいかなーって思ってますけど。まぁ元から本気でやるつもりなかったですし」
その話ですぐ俺だなって思った。告白したのも俺、最近イチャイチャできてないし、、。何か、俺に価値を見出さないと。俺が凪ちゃんの隣でいられるために、、、。頑張んないと、、。そういや、前、、。
「うーん、最近事務所の経済がっ。どうしましょう、、」
って唸ってたな。お金あればいいのかな。でも俺そんなにお金ないし、、。
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「体を売ればいいのかな?」
思い立ったらすぐ行動!の俺はいつの間にかサイトにログインしていた。
気持ち悪い、気持ち悪い。
変な男に抱かれて気持ちいいわけがない。凪ちゃんだったらもっと、もっと、、。
「はい、これ今日の分ね」
そう手渡された額はとても大きかった。毎回、これをやるだけで凪ちゃんと一緒にいられる、なら、、。
「凪ちゃん、これあげる!!」
そうお金を凪ちゃんに渡した。
「え、こんなに大きなお金どこから、、!?」
「ぁーその、貯金だよ?凪ちゃん前事務所の経済カツカツって言ってたからさw」
「いや、めっちゃ嬉しいですけど、、これあなたのお金でしょう?」
「いいのいいの!こっちも雇われてる身だし、事務所倒れちゃったら大変じゃん!」
「えぇ〜?でも、、」
「いいから!使って!」
「では、ありがたくいただきます、、」
よかった!これで、捨てられない。これで、大丈夫。
「何か隠してますね?」
「え」
「事務所のお金に、と渡してくれたお金。何かありますね?」
「な、何もないよ!」
「元・諜報員の私に嘘が通じるとでも?」
有無を言わさない圧。いつもと変わらない笑顔のはずなのに。
「わ、分かった言う!言うから!」
「それでいいんですよ」
「、、その。体売ったの」
「は、は?」
「前、凪ちゃ、凪ちゃんが。飽きたって言ってたから、俺、す、捨てられる、って、って思って。なんか、しないと、って思っちゃって。そ、それでお金あればいい、かなって」
「まって、まって。なんでそう言うことに」
「前、電話で話してたじゃん。誰かわからないけど、飽きちゃった。って、元から本気じゃなかったって」
「まって、違います!!あなたのことじゃないです!!!」
「え、、?」
「写経です。奏斗に『心落ち着かせるのに有名だよ〜』って言ってたのでお試しでやってたんですけど飽きちゃって、、。元から本気でやるつもりじゃなくて、、って言う話です!!!」
「じゃあ、俺の、勘違い、ってこと?」
「そうです!!間違ってもあなたのこと元から本気じゃないなんて言うはずありません!!」
「ほ、本当?」
「はい!!!神に誓います!!!」
「そ、そっか」
「まぁ、それは置いときましょう。まずは、あなたの消毒からですね?」
ニコッと微笑む凪ちゃんに俺は体を委ねた。
俺も凪ちゃんと繋がりたかった。