TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

みんなは1人のために。1人はみんなのために

一覧ページ

「みんなは1人のために。1人はみんなのために」のメインビジュアル

みんなは1人のために。1人はみんなのために

第65話 - 第65話

51

2023年03月09日

#恋愛系

#恋愛物語

#⛄妄想

#snowman妄想物語

#夢小説

深辰ゆり💛💜(元:宮辺ゆり

シェアする

この作品はいかがでしたか？

51

深辰ゆり💛💜(元:宮辺ゆり

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

＿＿＿＿＿翔太side

美柚が何か言いたそうなのはわかったけど

キツそうで。また倒れても困るから部屋に連れてきた。

俺と2人は余計きついかなとも思ったけど、仕事の進み具合も確認して、色々調整したかった。

今は休ませるべきだとおもったから。

でも、体調不良の理由が、まさか、俺だったなんて。

美柚が見せてきたもの。

なにかすぐは分からなかったけど、そうだ。これ、妊娠検査薬だ。

線が２本てことは陽性。

嬉しくて仕方ない。けど、さっきも、俺のこと、辛いって言ってたな。なんか、どうしていいかわかんねーや。しかも、美柚は嬉しそうではないし。え？俺の子じゃないとか？それは流石に…え？

翔太｢え？ちょっと待って？パニックパニック…｣

でも、ぶっちゃけ嬉しいんだけど…

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

やっぱり…嬉しくないよね…

美柚｢………明日病院行ってくるね。｣

翔太｢あ、明日？俺も行く！｣

美柚｢いいよ、忙しいでしょ？｣

翔太｢大丈夫。だって俺の子でしょ？｣

美柚｢ほかに誰もいないでしょ…｣

翔太｢ねぇ…｣

美柚｢ん？｣

翔太｢ハグしていい？｣

美柚｢へ？｣

そう言うと、ギューっと抱きしめられた。

美柚｢ちょ…//｣

いつもはすごい安心するのに、なんか、ちょっと違和感。

でも、やっぱり嬉しくもある。

翔太｢＿嬉しい…｣

美柚｢へ？…｣

いま、嬉しいって言った？

翔太｢………産んでくれる？｣

美柚｢…え………いいの？｣

翔太｢え？(笑)ダメな理由どこにあんだよ(笑)｣

美柚｢………だって……( •̥╶ •̥` )｣

翔太｢それでキツくて八つ当たりくらいなら受けて立つ！笑。｣

美柚｢……ふはっ(笑)｣

翔太｢…やっと笑ったな(笑)｣

美柚｢えっ？｣

そういや、最近、笑えてなかった…

きつくて、イライラして、また入院ってのがずっと嫌で…

でもそっか。赤ちゃんがいるからなんだ。

良かった。

翔太｢美柚…結婚しよ？｣

美柚｢えっ……｣

翔太｢赤ちゃん、一緒に育てよ？｣

美柚｢………っ////………うん。｣

翔太｢すっげー嬉しい。｣

美柚｢………翔太…｣

翔太｢ん？｣

美柚｢気持ち悪い……吐きそう…｣

慌ててトイレへ駆け込む。

いい雰囲気だったのに(笑)

吐いてる私の背中をさすってくれて

歩くの支えてくれた。

美柚｢翔太…｣

翔太｢ん？｣

美柚｢ありがと…｣

翔太｢なんもしてないよ？｣

美柚｢ううん。ありがとう…｣

いま、本当はキスしたいなって、ちょっと思ったけど、

さすがに吐いたあとだしな(笑)

とこ思ってたら、目が合って、そんな雰囲気に…

けど、無理だった。

なんだろ。嫌じゃないのに、拒否しちゃう…(><)

美柚｢……ごめん｣

翔太｢……はぁー⤵︎しんどいな、これ(笑) ︎｣

美柚｢嫌じゃないのに……(><)｣

翔太｢男の子だったりして(笑)｣

美柚｢え？(笑)｣

翔太｢もうからライバルか！負けらんねーな(笑)｣

美柚｢(*´艸`)たしかに(笑)｣

翌日、病院にいき、妊娠確定。

それからも波がありながらも、なんとか、仕事はこなせるようになってきた。

ひどいときは、ほんと、大変で。でも、少しずつ、それも落ち着いてきたというか、慣れてきて、｢今日はむり。｣とハッキリ言えるように。

涼ちゃんは相変わらず、少しでもたべれるようにと、試行錯誤してくれて。おかげで少しづつ食べれるように。