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_____春先。


つわりもだいぶ落ち着き、仕事もできるように。

イライラする事もなくなってきた。


この仕事も、始めて1年が経った。



ただ、たまに不安が押寄せる。


涼太「美柚ちゃん?」

美柚「ん?なに?」

涼太「仕事おわりそ?」

美柚「うん、今日の分はもうおわるよー、昨日だいぶ進んだから。」

涼太「じゃ、気分転換に、出かけない?」

美柚「えっ?いいね!行く!」

涼太「照が来るから、ドライブにでもいこ?」

美柚「うん!終わらせて、準備するね!」


涼ちゃんは、ほんとに優しい。

こうやって、私を気遣ってくれて。

酷く当たった時も、変わらず接してくれて。

最近も、不安なとき、涼ちゃんは、何も聞かずそばにいてくれる。

もちろん翔太もいる時はちゃんとそばにいてくれるし、翔太には話すけど…

最近、考えこむことが多くて、気を紛らわすために、仕事してるような感じ。

何を考えるかって?


翔太が浮気してたら…

とか。

赤ちゃん、ちゃんと育ってるかな

とか。


なんか、トラウマじゃないけど、

不安になっちゃう。


あ、まただ…


翔太がいると、安心するんだけどね(笑)

あの訳分からない拒否しちゃう症状?なくなって、逆にいまはくっついてたいくらい。


美柚「……翔太ぁ。」

なんて呟いたり。すると…


ポコポコ……


お腹がなんか動いた?動いたというか、中からくすぐったさがある。

しばらくしたら何も無くなった。


美柚「ん?気のせい?」


すると、またポコポコ…


もしかして……動いた??

赤ちゃん、動いた?


美柚「……翔太に…」

と、いうと、またポコポコと動き回ってる(笑)


美柚「なーに?パパのこと話しちゃいやなの?(笑)」

ポコ…


美柚「パパ好きなんだ(*^ω^*)」

シーン……


美柚「えっ?(笑)パパ可哀想…泣いちゃうよ?(笑)」

シーン………


美柚「あははは(笑)なんか面白い(笑)でも、ありがとう。ママ元気でたよ。」

そう言って撫でると、軽くポコポコと動くのを感じた。



涼太「照、きたけど、準備できたー?」

美柚「え?あ、今から急いで準備する!」

涼太「焦らなくていいよ(笑)ゆっくりね!」

美柚「ありがと!」


準備をして、リビングに行く。


照「美柚ちゃん、久しぶり!うわぁ、お腹目立ってきたねー!」

美柚「うん。しかもね、さっき動いたの!」

照「え?まじ?」

美柚「うん!」

涼太「もう、わかるんだね、」

照「お腹、触っていい?」

美柚「うん!」


照さんが優しくお腹撫でながら、赤ちゃんに話しかけていた…

すると、また、少し動いたよな感覚。


美柚「たぶん、動いた気がする」

照「ほんとー?通じたかなぁ?(笑)」

涼太「どうだろね(笑)」


そんな話しながらドライブへ。


美味しいカフェに立ち寄った…


けどそこには……

みんなは1人のために。1人はみんなのために

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