テスト終わったぞーーーー!!!!
数学タヒんだ☆
50点👼
その他70〜90点台
今回3位無理かも🫠
ま、もういっか
終わったことだし
自分過去は見ないんで!!(?)
第4話
―侑視点―
あれから俺は一度も治の所には行ってなかった。
治の所へ行っても気持ちがつらいだけ。両想いだとわかっていてもこの恋は実ってはいけないからだ。
治から連絡は数回来たものの短く返すか忙しいと言って話を反らしていた。
治もそろそろ諦めて欲しいのだが、最近逆に連絡が増えてきている気がする。
しかも最近また悩み事が増えてしまい……
「はぁぁぁぁぁーー」
「またすごいため息してる」
「すな〜」
今日は角名と一緒に居酒屋にいた。数カ月に1回の頻度で角名とはよく居酒屋で飲んでいる。
「なに?また弟のこと?」
「ウグッ」
角名には前に治の事を話したら恋愛的に好きだと言うことが一瞬でバレてしまった。
角名によると俺はすぐ顔に出るからバレやすいと。
そんな俺顔に出てるんかな?
「もう諦めたんじゃなかったの?」
「そうなんやけど、治がまだ諦めてないらしいんや。最近、ずっと連絡くるし…」
「けど、今週末家に帰るんでしょ?」
「ウググッッ」
そう、悩み事とはこの事だ。
今週末俺は実家に帰ることになっていた。
理由は母親の頼み事だった。
母親と父親がたまたま出張の時期が被ってしまい、数日間治が一人で留守になるので1日だけでいいから家に泊まってほしい、と。
母親の頼みを断るわけにはいかず、俺は仕方なく承諾してしまった。
「すな〜、どうすればええんや〜」
「えー、俺に聞かれても。それに俺は別に侑たちの恋愛を否定する訳じゃないんだしさ。俺は侑の恋愛実って欲しいけどなー」
「……まー、男同士とかは世の中で最近認められてるかもやけど、俺ら兄弟同士やし……」
「えー、愛してたら年齢性別関係ないと思うんだけどな」
※ある人のコメント使いました☆
「お前よくそんな事表情ひとつ変えずに言えるな」
「侑が顔に出しすぎなだけだよ。んで、どうすのさ?弟くんのこと。侑が諦めさせるんだったら俺はこれ以上何も言わないし」
「……もう俺は諦めるって決めたんや。やから治にも諦めてもらう。やから、角名も一緒に考えてや〜」
「んー、まぁいいけど……あ、例えばだけどさ、彼女できたとか言ってみたら?」
「ええ案やけどそんなんすぐバレてまう。治すぐ俺の嘘見抜くもん」
昔からずっと治は俺の嘘を見抜いてきた。
俺が高校生で熱を出したしまった日。
バレーがしたくて熱の事を隠して学校に行こうとしたら治にバレてしまった。
両親には上手く隠せていたが治には通用しなかったのだ。
他にもこのようなことは色々とあり、ババ抜きは絶対負けるし何かあった日は気を使ってくれていつも傍に居てくれる。
ま、こういうとこに惚れたんやろな。
「じゃ、『彼女いる』とか言わなくてもいいけど何か彼女がいると匂わせるもの?とか。そういうのを持ってるだけでもいいんじゃない?」
「おー、なるほどな」
「ま、悪魔で俺の意見だけどね」
「いやいや、全然ええ案やと思うで。早速やってみるわ!」
「うん」
(まぁ、俺の予想では弟くんは女からのものだとおもってキレて何か進展が進んでくれると願っているけど)
こうして、侑は角名の思惑通りの行動をしていったのであった。
―治視点―
最近、家にツムにぃが来なくなった。
にぃが前に泊まってから一度も来てへん!!
あれから!!!1回もや!!
もう3ヶ月以上も経ってるのに…
しかも連絡してもずっと短く返してくるだけで全く連絡してくれない。
正直俺はもうにぃ不足に限界を達していたため、かなりむしゃくしゃしていた。
今すぐにでも会いたい…
しかし、そんな俺にも好機が巡ってきた。
ツムにぃが今週末、家に帰って来るのだ。
呼んでくれたおかんにはホンマ感謝やな。
そういうことで俺は今回こそにぃを堕とす事に決めたのだ。
𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪◌𓂃𓋪
〜週末〜
―侑視点―
いよいよ週末になり、実家に帰る日になった。
気が気ではなかったが、俺にはちょっとした作戦があった。
俺は前に言ってた角名の助言通り彼女がいると匂わせることにしたのだ。
(もちろん実際にはいないが)
角名と居酒屋で飲んだ次の日。俺はアクセサリー屋に行き、誰かどう見てもカレカノが身に着けているようなペアネックレスを買った。
ついでにアクセサリーに「M,A&S,R」と彼女らしきイニシャルもつけといた。
(すまん角名。角名のイニシャル取ったわ)
これをわざと治に見える場所に置き、治を諦めようとさせる作戦だ。
※もちろんそんなもの逆効果です。治くんは逆に嫉妬してしまいます。
これで治が諦めてくれればいいんだが…
そう考えているうちに家に着いた俺は腹をくくり家の扉を開けた。
―治視点―
久しぶりに今日は家ににぃが帰ってきた。
それはいいものの……
にぃが全っ然話しかけてくれへん!!
今はにぃが風呂に入っているけど、夜ご飯の時に俺が話しかけても素っ気なく返事するだけやし目も合わせてくれない。
やっぱ最近のにぃは変や。
妙に俺のことを避けている。
俺なんかしたかな……
そんなこんなを考えていると、俺はテーブルに置いてあった物に目がついた。
見てみると、それはよくカップルがつけてそうなペアネックレスであった。
俺のものではないため多分にぃの物だろうけど…
俺の心のなかでは少し苛立っていた。
なんでこんな物をにぃが……
「は?」
よく見てみると、ネックレスにはイニシャルがついており「M,A&S,R」と書いてあった。
「M,A」はツムにぃとして…
こっちの「S,R」って誰やねん
まさかにぃに彼女が…
(んなもん絶対認めん。嫌や。にぃに彼女なんて絶対嫌や。にぃは俺のもんや。誰にも渡さへん。にぃが俺以外を選ぶなんて絶対ダメや。)
そんな怒りを覚えているとタイミングがいいのか悪いのかちょうど侑が風呂から上がってきた。
―侑視点—
俺は風呂を上がり、治より先に入ったため声を掛けようとリビングに行った。
リビングに行くと治がなにやら俺がわざと置いていったペアリングに気づいたようだった。
(作戦上手くいったか?)
すると治の方も俺に気づいたのかこちらの方を向いた。
俺は治の顔を見た瞬間少し体がこわばった。
治の顔はどう見ても怒っており頭に血がのぼっているのがわかった。
ここにいては危険だと感じた俺は声を掛けてすぐ自分の部屋に戻ろうと思った。
「ふ、風呂上がったから治入ってええd…」
「誰やねん」
「え?」
「このネックレスの『S,R』ってやつ。誰やねん」
「あ、いや、それは…」
「誰やねんって聞いとんねん。まさか彼女とかちゃうやろな」
今までで見たことないくらい治が怖く少しずつ俺の方に寄ってきた。
「あ、いや、まぁそんな感じで…」
「あ゙?」ブチッ
あ、これあかんわ。
完全にブチッってキレた音聞こえたわ。
に、逃げな。
俺はすぐこの場から離れようとしたが、その時にはすでに遅く、治に壁まで追い詰められていた。
「なん?俺に内緒でいつの間に彼女とか作ってたん?」
「い、いやそういう訳やなくて…」
俺は必死に言い訳しようとするが治の耳には届いていなかった。
「許さん」
「え?」
「俺は絶対そんな事許さんからな」
「い、いやだから……んっ!」
治はその勢いのまま自分の唇を侑の唇に合わせキスをしていた。
「ん、んん!」
(は?俺今治とキスしてる…?)
抵抗しようとするが治はビクともせず、俺を抑えつけていた。
「んっ、ふぁ、ぅんっ、ぅ」
いつの間にか治の舌は俺の口内に入っており、口の中を撫で回してた。
(い、息できな…)
そう思った時、やっと治が俺の口から離してくれた。
「プハァ、ハァハァ」
「…なぁ、にぃ」
「ハァハァ、え、」
「俺にぃのことが好きや」
「っ、」
「にぃはどうなん?」
「そ、それは…」
もちろん俺も治の事が好きだ。
今こうやって告白されているのも物凄く嬉しい。
けど、やっぱ俺らが付き合うのはダメな事で…
「なぁ、にぃ正直に言って。どうなん?」
「お、俺は…」
「言って。にぃ」
「………、………キヤ」
「え、」
「俺も…治の事好きや…」
「っ、」
あ゙ー!!俺のアホ!!!
なに正直な事言ってるんや!!
はよ断らな!
「それなら、俺ら付き合о」
「そ、それはあかん!!」
「え、」
「い、いや、だって俺ら兄弟同士やで…そんなん…」
「そんなん誰があかんって決めたん。」
「で、でも、治はまだ高校生やし…」
「ほな、俺が大人になったらええん?」
「え、」
「やったら俺が18歳の誕生日。もう1回にぃに告白する。」
「!」
「そん時、また答え聞かせてや。」
また、変なとこで切っちゃった…
しかも、久しぶりに書いたしキスの時の声とか初めて書いたから下手くそです🫠
マジすみません…
コメント
2件
あ゛す゛き゛い゛ 最高すぎるじゃないすかpinoさん🫵🫵🫵🫵まじニマニマしたぜ☆(親がいるのにw) 数学50点でもほかの教科70〜90なら十分すげぇよ…親の理想高すぎだろ てか💬って僕のかしら♡(( 角名巻き込まれてるw確かに治は嫉妬して攻めまくるんだろうなぁ…もう告白したの凄い(?)こっから進展して欲しいわね☆てか今からお風呂なので♡あとで押すね 続き楽しみー!!