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「……どうした?喜八郎?」

滝夜叉丸は拗ねた顔をして背中に抱きついてくる喜八郎に声をかけるが、喜八郎は何も言わない。

「せっかく七松先輩がいなくて委員会がないのに、何が不満なんだ?」

「っ!滝ちゃんは寂しくなかったの!?」

急に大声を出す喜八郎に驚きながらも、滝夜叉丸は笑った。

「ここのところずーっと委員会でさ!」

「何で笑うのさ!」

「すまない。まさか喜八郎がそんなふうに言ってくれるとは思わなくて。」

滝夜叉丸は喜八郎と向き合い喜八郎の手を握った。

「勿論寂しかったさ。でも、可愛い後輩をほおってこんなことはできない。」

そういった滝夜叉丸は喜八郎の頬に唇を当てた。

チュッ

「……滝ちゃんはずるい。」

「フフッ。喜八郎はしてくれないのか?」

いつものウザがられてる笑みではなく、素の笑みを浮かべた滝夜叉丸は喜八郎を見た。

「もちろんする。普段は恥ずかしがってしてくれない滝がやってくれたんだから。」

喜八郎は滝夜叉丸の唇に自分の唇を当てた。

チュッ

可愛らしい音が部屋に響く。

「滝は僕のものだからね。」

滝夜叉丸は顔を真っ赤にして喜八郎の胸に飛び込んだ。




恥ずかしがってない、ツンツンじゃない、甘々な綾滝が書きたかったので書きました。

あんま自信ないけど……。

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