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うっす!本編どうぞ!
カンナが見たものは____
小林 結衣。カンナの姉だった。
お姉ちゃん!?
とビックリしたがとりあえず見ることにした。
天の声「急に呼んでごめん……」
カンナの姉「いいけど……。どうかした?」
あんなにも切ないようなどこか落ち着いた表情をする天の声は初めて……。天の声はいつも能天気でマイペース。だけど、今度は何か違う気がする。
天の声「この事はカンナには内緒で良い?」
カンナの姉「いいよ。「親友」でしょ?」
天の声「ふふ。恩に着るよ。」
姉と天の声は何かしらの関係があったことは知ってたけど、親友ってことは知らなかった……。
カンナの姉「ほら。さっさと話しちゃいなさい。言えなくて辛いままも嫌でしょう?」
天の声「わかった。話すね。」
天の声は何か決意したような瞳で___
天の声「私。実はさ、「嘘」つきなんだ。」
姉はホッとしたようなため息を吐き……
カンナの姉「……何よ。そんなこと知ってたわよっ__。」
天の声はすかさず言う。
天の声「違うんだ!!!!」
急に大声を出す天の声になんとも驚きを隠せないカンナの姉。
天の声「偽って生きてきたんだ!」
天の声「名前だって性格だって!私の隣に居てくれる人には、失望されたくなくて!」
天の声が本当の気持ちを知れて驚きを隠せなかった。でも同時に嬉しかったんだ。いつも能天気でマイペースで、うざくて……でもこんな一面もあったんだ……。天の声の本当の気持ちを知れてそれが一番嬉しかった。
カンナ(あれ?涙か止まらないや………)
天の声「ずっとホントの自分を知ってもらおうって。でも言い出せなくて。この事を知ったら、カンナは私のこと受け止めてくれるかなぁ……?」
天の声がこんなこと思ってたなんて………。早くに気づいてあげたかったなぁ。天の声、人を騙すの得意だね……。
カンナの姉が口を開く。
カンナの姉「……。受け止めてくれるわよ。あの子なら。」
天の声が驚いたような顔をする。
天の声「何を根拠に………。」
カンナの姉はニコっと微笑むと優しい声で言う。
カンナの姉「だってあの子。最初からここにいるわよ?」
天の声「__え?」
やぁ!カンナの姉です。ところで天の声の設定(メタい)って知ってる?私が特別に教えてあげるわね。
名前
佐々木 桜奈(ささき るな)
別名
天の声
年齢 17歳(高校2年生)
ってところかしら?ちなみにカンナは18歳だよ!それではまた会おう!