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〜💚side〜
💙『…なんもねーじゃん。』
💚『…まさか…』
💛『警戒はしておこう。あれだけの気配はしていたんだ。』
🖤『もちろん。』
強い闇の気配を感じてやってきたけど…その場所には何もいなかった。
てっきり3幹部かロギか…誰かいていつもの化け物たちがいるのかと思っていた…。
けど誰も居ないはずなのに嫌な気配は消えない。
照の言う通り、俺たちはいつでも攻撃ができるように警戒は緩めずにいた…その時だった…!
💛『..危ない!』
💜『避けろ!』
⛄️(💛💜🩷以外)『……..…………!』
照とふっかの声が聞こえてきて俺たちは咄嗟に身体を動かした。
🤍『何?』
❤️『攻撃か!?』
俺たちが立っていた場所には攻撃を受けた地面が抉れていた。
🧡『誰!?』
💛『康二落ち着け!』
💚『…何かいる…。』
ふと人の気配を感じた方向を見てみると俺たちを見つめている男の姿が…。
💜『…あれは…まさか…』
💚『…佐久間?』
その男の姿は佐久間だった。
俺たちが間違えるはずがない。
小柄だけど綺麗なピンク髪は紛れもなく佐久間自身だ。
⛄️(🩷以外)『……………………。』
無事だと分かって良かったと思ったけど俺たちは近づかずに佐久間の様子を見つめる。
ロギが佐久間を最強の闇の下僕へと生まれ変わらせると言っていたから。
俺たちの中で1番明るくて元気な佐久間の面影は一切無くて無口で無表情でただ俺たちのことを見つめているのか分からないけど静かに突っ立っているだけ。
佐久間は今、闇に支配されている。
信じたくないけど俺たちのことを攻撃してきたのも佐久間だ。
🧡🤍『………………ッ。』
康二とラウールは泣きそうになってるけど…
ロギ『…覚悟は出来ているみたいだな。』
⛄️(🩷以外)『……………………!』
💜『…誰?』
するといきなり俺たちの目の前に現れた真っ黒い袴姿の男…
❤️『…お前…』
💚『…ロギ…』
🖤『…え?』
💙『あいつが…』
ロギ『…久しぶりだな。覚えててくれた事には感謝するぞ。』
🧡『…あんな目に合わされて…忘れられるわけがないやろ…』
康二の言う通りボロボロにされて佐久間を連れて行かれたんだから忘れられるはずがない。
相変わらず動揺なんて全然しない冷静沈着な男…ロギ。
💚『…お前がここに来たってことは…』
ロギ『…そうだ。佐久間大介は我ら闇の一員となった。その力を見せてやる。』
🩷『……………………!』
ロギの言葉を受けて佐久間が両手に黒い小さな粒のようなものを出して今にも動き出そうにしている。
あれは粒子か?
けど佐久間が使うのはあんな真っ黒な不気味な粒子じゃなくて 綺麗なピンクと白の粒子だ…
🧡『…止めて…くれや…さっくん…』
🤍『…佐久間くん…』
🖤『康二!ラウール!』
分かってはいたのに康二とラウールはショックで立っていることが出来ずに地面に座り込んだ。
そんな2人をみて俺も涙が溢れそうになるのを必死に抑えた。
あの日佐久間を助けられなかったから佐久間は闇の中で苦しんでいる…
俺もショックなのは変わらない…
❤️『……くっ!』
💛『……………………。』
舘さんも悔しそうに唇をかみ締めながら両手を握りしめてる…
そして1番後ろから照の視線をすごく感じる…
照に1人だけで責任を負う必要は無いって言ったけど俺も自分の無力を痛感している…。
🖤『佐久間くん!』
💙『佐久間止めr…』
🩷『……………………!』
💙『なっ!』
🖤『………………!』
💚『翔太!めめ!』
佐久間を止めようと声を出していた翔太とめめの目の前にいつの間にか佐久間がいた。
距離があったはずなのに誰も反応出来なかった
もう佐久間の手から攻撃が放たれる直前だ…
💛『やらせねーぞ!佐久間!』
💜『闇の言いなりになんてなってんなよ!』
🖤『岩本くん!ふっかさん!』
けどギリギリで照とふっかが佐久間のことを止めていた…