〜🖤side〜
急に目の前に来ていた佐久間くんに気が付かなかった俺としょっぴーを間一髪で守ってくれていた岩本くんとふっかさん。
💛『目を覚ませ、佐久間!』
💜『闇に支配されんなよ!戻ってこい!』
ふっかさんが叫びながら念力で佐久間くんの身体を操って吹き飛ばしてすかさず岩本くんが佐久間くんに向かって強化した拳を振り下ろす。
🩷『……………………!』
💛『なっ!』
💜『動いた!?』
ふっかさんの念力で操れていたはずなのに佐久間くんは右腕を動かして岩本くんの拳を掴んだ。
🩷『……………………!』
💛💜『ゔわあああああああああぁぁぁ!』
💚『照!ふっか!』
そして掴んでる右手とは逆の左の手のひらから黒い攻撃を出して岩本くんとふっかさんを一気に吹っ飛ばしてしまった佐久間くん…
吹っ飛ばされた岩本くんとふっかさんは意識を失ってしまっている…
一撃で2人を…
💙『くそ!佐久間!』
🖤『佐久間くん!』
しょっぴーが出した水を俺が凍せて氷の壁を作って佐久間くんを氷漬けにした。
💙『これでしばらくは動けねーだろ!』
❤️『今度は俺が…』
パリィン!
🩷『……………………!』
❤️『…………!』
💙『涼太!』
💙❤️『ゔわあああああああああぁぁぁ!』
🖤『しょっぴー!舘さん!』
俺としょっぴーが作った氷を簡単に壊した佐久間くんは攻撃しようとしてくれていた舘さんとしょっぴー2人揃って攻撃した。
💙『…っ…』
❤️『…翔太…、ごめん…』
💙『…謝ら…なくていい…から…』
佐久間くんの攻撃を受けてなんとか意識を保っているしょっぴーと舘さんだけどボロボロになってて動けない…
🩷『………………。』
💚🖤『…………っ!』
目の前のしょっぴーと舘さんの様子を見ていたのかは分からないけど、今度は静かに俺たちの方へと視線を向けてきた佐久間くん…
冷たい目には光なんてないし、俺を笑わせてくれる…俺が知っている佐久間くんはもう居なかった…
見つめられているだけなのにファイアー以上に威圧感がすごい…
🖤『…佐久間くん…』
🩷『………………!』
佐久間くんはまた一瞬で俺の目の前に移動していてどこに隠していたのか持っていた刀を2本取り出して俺に向かって振り下ろしてきた。
🖤『はあっ!』
なんとか反応して俺も刀を取り出して受け止める。
🖤『佐久間くん!負けないで!必ず助けるから!』
佐久間くんの刀をなんとか受け止めながら佐久間くんに話しかける。
ショックなのは俺も同じだけどこうなってしまうことはずっと覚悟していたんだ。
ここで逃げる訳にはいかない!
ショックが大きすぎて過呼吸気味になってる康二とラウールを守らないといけないし既にメンバーを傷つけてしまっている…
後から助けられた時、優しい佐久間くんならきっと自分を責めてしまうはずだ…
🩷『………………!』
🖤『…ッ…、…佐久間…くん…』
俺の知らない佐久間くんの動きについていけずなんとか反応して受け止めるのが精一杯…
話してる余裕なんてない…
🖤『…痛っ…』
止めきれずに俺の身体に傷がついていく…
💚『めめ!佐久間!ごめん!』
🩷『………………。』
🖤『…阿部ちゃん…』
阿部ちゃんが地面から太くて丈夫な木の枝を出して佐久間くんのことを拘束してくれた。
💚『めめ、今のうちに!』
🖤『うん!』
阿部ちゃんのおかげで動きが止まった佐久間くんに向かって俺は氷を光線のような感じで両手から放った。
🩷『……..………………。』
ドカーーーーん!!
💚『そんな!うわっ!』
🖤『うわっ!』
…けど俺の攻撃が届く直前、佐久間くんの周りからなにか気味の悪い黒い闇が阿部ちゃんが出した枝を簡単に吹き飛ばしてそのまま俺の攻撃も一緒に俺と阿部ちゃんを吹き飛ばした。
🖤『…っ…。…佐久間…くん…』
💚『…佐久間…』
吹き飛ばされた衝撃で後方の壁に思い切り激突してしまった俺と阿部ちゃん…
身体中がものすごい激痛ですぐに立ち上がることが出来ない…
攻撃をしていないのに闇のオーラだけでこんなことが…
…強い…
ほんとに佐久間くんは闇に…
そかも佐久間くんはまだ全然本気なんて出してない…
🩷『………………。』
🧡『…さく…ま…くん…』
🤍『…もう…止めて…』
🖤『…康二、ラウール…!』
なんとか痛みに耐えていると佐久間くんはショックで動けない康二とラウールのことを見つめていた…
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