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桃くん。
もう四日も眠ってるよ。
そろそろ起きてもいいんじゃないかな。
桃くんのいない生活って、こんなに寂しくて、こんなに辛いものなんだね。
お母さん。僕ね、わかったよ。
僕の本当に大切なモノは、“桃くん”だ。
桃くんは完璧で、いつも褒められて、僕より優れていて。
正直、あまり好きではなかった。
でも、当たり前の生活が崩れて、初めて気づいたんだ。
“桃くんが大好きだったんだ”って。
もし、桃くんが目覚めたら、もう絶対傷つけないって誓う。
だから、どうか、どうか、桃くんと一緒に生きさせてください。