テラーノベル
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深い深い、誰も知らない森に佇む家。
そこに住む「少女」と「あいつ」と「俺」
少女はあいつ…狼男に恋心を抱いていた。
人の子でありながら、
働いている身でありながら
人の子である以上狼男の番には絶対になれない。
それは少女も、あいつも分かっていたはず。
あいつには運命の番もいる。
なのに何故抗うんだ?
運命の番は名の通り『運命』だ
運命には誰も逆らえない
それは皆知っていること
運命に逆らうことは『ルール』に違反する
俺は椅子に座る
すると少女は水を一杯持ってくる
『どうぞ、』
ゴクッ
ありがとな
この声は少女に聞こえていたのだろうか
何も見えない。
いや、見えなくなったの方が正しいか…
はぁw俺があいつの___じゃなきゃ良かった……
禁断の恋、、俺からは先が見えない泥沼としか思えなかった
________運命はほんとにあるのか?
あったとて本人が、周りが望んでいない事だってある
誰も望んでいない運命だって、