俺の名前は武田陽樹(たけたはるき)。音楽の先生を目指して○○大学の教育学部に入学した大学生だ。ってそろそろ一限目が始まるから急がねぇと。
「ギリセーフ!!!」
『マジでギリギリだな。』
「お!優馬おはよっ!てかさ、LINUで俺に話したいことがあるって言ってたが何だよ?」
『あぁ、今度合コンがあるんだが、人足りねぇから陽樹来ねぇかなって。ほら、ここ2年くらい彼氏居ねぇだろ?w』
「うるせぇなw でも、俺まだ合コンに行ったことねぇから行きてぇわ。」
『そういうと思ってたぜ!マイブラザー!』
「急に馴れ馴れしいなw」
『じゃあ、明日の夜8時に○○駅で集合な。』
「明日!?まぁ分かったけど。」
俺初めて合コン?ってやつに行くんだけど!彼女とかできるかな~。服とか香水とかアクセサリーとか買うか〜。
『俺は松下優馬、○○大学の教育学部でーす。』
「おr…僕は武田陽樹です。優馬と同じで○○大学の教育学部です。」
………..
「私は村上涼音って言います!▲▽ 大学の音楽科です!」
可愛い…ずっと見つめていたい。この人と付き合えたらどれだけ幸せなことか。
……..
「御手洗行ってきます~」
『行ってらっしゃい〜』
「俺も行ってくる」
『はーい。』
トコトコトコ
ウロウロチラチラ
「どうかしたんですか?」
「あ!ハンカチ忘れちゃって…」
「これ、俺の使って良いよ。」
「ありがとうございます!」
可愛い…ずっと眺めていたい。今ならLINU交換できるんじゃね?
「あの!LINUとか交換してもいいですか?」
「もちろん!」
「ありがとうございます。」
トコトコトコ
「ただいま〜」
『おかえりなさい~』
………….
『ヤバっ!終電なくなりそう!!』
「そろそろお開きにしよっか。」
『はーい』
…………アリガトウゴザイマシター
『陽樹帰ろうぜ!』
「俺、寄りたいところあるから良いわ〜」
『は!?お前終電は!?』
「タクシー呼ぶからいいわ。」
『ふーん?明日、大学来れるんだろうな~?』
「当たり前だろ!!w」
『じゃ、バイバーイ』
「おう!」
チラッ
トコトコトコ
「♪~♪~♪~」
涼音さんだ。鼻歌歌ってるのも可愛いな。このまま着いて行ったら家分かるかな…