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Ak side
突然だが俺はPrちゃんに恋をしている。
でも俺は所詮ただの幼なじみ。
最初は迷子になってたPrちゃんを助けたことから始まった。
俺は一目惚れだったなぁ
幼なじみと言っても俺らの間には紛れもなく大きな差がある。
それは身分の差だ。
Prちゃんという名前は、昔俺が呼んでたあだ名だ。
今はもうすっかり平民と王族だ。
だから今は”Pr様”と呼んでいる。
最初の方は苦しかったけど、今はもうその痛みにも慣れてきた。
この一線は越えていけないから。
そんなある日、ある噂が俺の耳に届いた。
mob「おい!Pr様がご婚約されたらしいぞ!」
mob2「お相手は誰なの?!」
mob「それがな__」
mob「隣の国のピノ様らしいぞ!」
ピノ様、それは俺でも知っている。この世界で1番美しい姫と言われている人だ。
……だよな、幾らPr様が好きでもその前に性別の差があるんだから。
Pr様が選ぶのも納得できる。
この国の安泰のためにも将来有望な姫を選んだ方が良い。
もしかしたら元々ピノ姫が好きだったんじゃないか。不意にそんな考えが浮かんだ。
昔、よく城に遊びに行っていた時ピノ姫もいた。だから3人で遊ぶ事がほとんどだった。
それにPr様はピノ姫とよく二人で内緒の話をしていて俺が来ると辞めてしまっていた。
……やっぱ2人は付き合っていたんだな。
苦しいけど今は一国民として喜ばなきゃ。
Pr side
最近俺とピノ姫が婚約したという噂が俺の耳にも入ってきた。実際には婚約していないし、ピノ姫にもその気は無いようだった。
しかもピノ姫には昔から好きな人がいる。
それはAkだ。だが、俺もAkが好きだった。
だから昔から張り合って来た。
でもある日を境にAkはパタリと城に来なくなった。俺とピノ姫はAkに何度も会いに行こうとした。でも、何度も止められる。
最近俺はピノ姫とAkに会いに行こうという話を二人でしていた。ただ、そこを運良く通りすがった記者が俺たちの婚約話をでっち上げたのだ。
Pr「はぁ……Akに会いたい…」
ピノ姫「そんなこと言ってないで手を動かして!」
そう、俺は今ピノ姫と一緒に誤解を解くための記事を書いていた。
Akの耳にも入っていると思った俺らは早くも作業に取り組んだ。
ピノ姫は昔からAkの前だけ猫を被っていた。
Akもこんな奴に惚れて欲しくないなぁ
でもな〜それ以前に他の奴と付き合ってたらどうしよ
そんな事を考えていたら、
バシッッ
Pr「いっって〜〜」
ピノ姫「早く手動かして!」
ピノ姫「早くAkの誤解を解かなくちゃ!」
何時もより気合が入っている。
俺も負けないようにしないと!
数時間でやっと終わった。
ピノ姫「疲れた〜これでAkの耳にも届くと良いけど……」
Pr「そうやな……」
ピノ姫「そんなに落ち込むなって!」
そう言って俺の背中をバシバシ叩く。
本当にこいつが世界一美しいのかと思うと意味わからん。
俺はそんな事よりも早くAkに会いたい気持ちでいっぱいだった。
Ak side
その数日後。
俺の耳にも2人は婚約していないという噂がやってきた。
どっちがどっちか分からなくなってくる。
ただ、ふたりが付き合ってなくて安心している俺がいた。
こんな俺は嫌だよな……そう思っているとチャイムが鳴った。
Ak「はーい!」
手紙かな?そう思い扉を開けるとそこに立って居たのは__
Pr,ピノ姫「Ak!!久しぶり!!」
勢いよく挨拶する2人が居た。
Ak「え、えっと……久しぶり?」
驚きすぎて開いた口が塞がらない俺を他所に家に入り込んでこようとする2人を止める。
Ak「ちょっと待って!1回整理させて!」
Pr「ちぇっ…はーい」
ピノ姫「いくらでも待つよ!Akのためなら!」
最後のピノ姫の言葉が気になるけど今はそれどころじゃない。
俺は家の中に入って考えた。
え、好きな人と世界一美しい姫が家に来た? 入らせてって言ってたし……取り敢えず部屋片付けるか……
ものの数分で部屋を片付けてから2人を招き入れる。
Ak「……で、どうしてきたの?」
Ak「2人は婚約してるんじゃないの?」
Pr「いや、違うから!誤解!誤解!」
ピノ姫「そうだよ!私、他に好きな人居るから……」
Ak「えっ!?ピノ姫に?!」
ピノ姫「ピノ姫はやだなぁ、昔みたいに呼んでよ」
昔に呼んでたあだ名と言えば……
Ak「ピノちゃん……?」
ピノ「はーい!それでいいよ!」
Pr「Ak、そしたら俺の名前も昔みたいに呼んでや」
いや、ピノちゃんは別に大丈夫だよ?でも、好きな人と数年振りに会っていきなり昔みたいに呼んでってオネダリされたら俺心臓持たないよ?!//
Ak「p、pーのすけ?//」
Pーのすけとはもうひとつのあだ名で俺しか呼んでいないあだ名だ。
Prちゃん「おん!」
ピノ(やっぱりAkが好きなのは……)
ピノ「Pr、頑張ってね(ボソ」
Pr「は?」
ピノ「じゃ、私はここで失礼するね!」
Pr「ちょ、は?!」
ピノちゃんがいきなり俺の家を颯爽と出て行った。
Pr「そういう事かよ……」
Ak「?どういう事?」
Pr「いや、何でもない……」
Ak「そっか?」
しばらく俺とPrちゃんの間に沈黙が流れた。
Pr「なぁ、Ak」
Ak「?何?」
Pr「俺、さ…Akの事好きなんよ」
Ak「えっ……!?//」
Pr「でさ、良ければなんだけど……」
Pr「俺と結婚を前提に付き合って下さい」
Ak「……俺、平民だよ?いいの?」
Pr「そこは俺が父上に話つけてくる。」
Ak「俺、こんなんだけど、いいの……?」
Pr「Akがいい。Akじゃないとやだ」
Ak「Prちゃん、俺の話聞いてくれる?」
Pr「いくらでも聞く。」
Ak「俺もね、小さい頃から一目惚れだったんだ。」
Ak「でも、身分が違うし、性別も同じだし…」
Ak「でも俺、Prちゃんの事、忘れられなかったんだ。」
Ak「だからさ、俺と……」
Pr「待って、俺が言う。」
Pr「Ak、俺と結婚前提に付き合って下さい」
Ak「はい!喜んで!ポロ」