4話
俺は梅宮にそう詰め寄る
梅宮に当たってもなにも解決しないが俺はそのまじないというものにイラついた
まじないっていうのは回りを巻き込んで不安にさせるものではないはずだからだ
梅宮「まだ確定じゃないけど無関係とは言い切れない」
柊「わからねぇことを延々と考えてもしゃーないだろ、まずは行動するぞ」
梶「街の人に聞き込みですね」
梅宮「とりあえずお前たちに共用しておく…クラスのやつにも聞いてみてくれ」
全員「おう!」
俺たちがクラスに戻るとピンクの髪の毛の男とオレンジの髪の毛の男が俺たちの方へ来る
桐生「桜ちゃんたち、お帰り~」
桜「おう」
桐生「なんの話だったの?」
楡井「あの桐生さんと柘浦さんはこの写真に見覚えは?」
柘浦「なんや?この写真…」
桐生「傘のマークに雫のマーク…上のは犬? 」
柘浦「猫にも見えるで!」
蘇枋「これは狐らしいんだけど」
2人は真剣に考えてるけどやがてお手上げといった
まぁ、そう簡単に解決できるわけないとは思っていたけどな…
桜「このまじないになんの意味があるんだよ…」
杏西「なんかさ連想ゲームみたいだよな」
柘浦「連想ゲームやて?」
杏西「うん、傘と言ったら雨の時に使うものだろ?雫を雨と見れば…」
桐生「狐と雨で連想したら『狐の嫁入り』になるわけだ~」
桜「?!」
俺は教室を飛び出し3年の梅宮がいる教室に向かう
俺は息を整えつつ3年の教室のドアを開ける
桜「梅宮!」
梅宮「桜?どうかしたか?」
桜「いや、さっきこの写真を見せたら杏西が連想ゲームみたいだって」
柊「詳しく聞かせろ」
俺たちは屋上に再度集まり説明することになった
梅宮「桜、聞かせてくれ」
桜「杏西の話なんだが…傘は雨の時に使うものだから上の雫を雨と見れば…雨と狐で連想できるのは『狐の嫁入り』」
梶「お天気雨の別名か…偶然にしてはできすぎてるな」
柊「こりゃ…関係してる線が濃くなってきたな」
梅宮「皆でこのまじないがどこでいつ流行ったか調べてみるか」
蘇枋「解決の糸口があるかもしれないですからね」
楡井「でも俺たちだけで見つけられますかね?」
桜「見つけられるかじゃねぇ…見つけるんだよ!」
梅宮「それはもっともだが人手が欲しいのは事実だな…」
柊「ちょっと俺に伝があるから頼ってみるか…」
梅宮「誰を呼ぶんだ?」
柊「お前たちもよく知るやつらだよ」
次回へ続く________
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