思いつき。
というのは、嘘でほんとでマジの裏返しのような(??
訳:ノンフィクション・有
ガサガサッ
ヒョイ
! ありがと、
そうやって
サッと袋を広げてくれる優しさ
と
「優しい」と言われたことがなさそうな
貴方
………はぁ、
ほんとに、なんなの
〇〇、ごめん、ちょっと…
トッ
…ありがとう、
呼んだのは
貴方の名前じゃない
それとなく空気を読んで
入口を空けてくれる優しさ
それに
そっけなくお礼を返す私
が
どうにも嫌になるのは
久々だよ、
「 まず線で縁取りして、それから中塗ってけばいいと思う 」
うん、
さらりとした声色で
てきぱきと指示を出す貴方
の
キャンバスを指でなぞるその姿
と
優柔不断な
固まっている私
「 … 俺、線描くから、中塗ってくれる? 」
!! うん、
ちらりとこちらを見て
咄嗟の判断
私は
ごめんって
何度でも言わなくちゃいけない
「 …… 」
ツーッ
繰り返しても
全く曲がらない線
「 ちょっと水つけたほうがいいと思う 」
なにも間違えない
抜群のセンス
もっとモテるべきなんじゃないかな
君は
嘘じゃなくて
本当に
貴方といると
できることもできなくなる
私の中の何かが
上ずって
変な感じになる
調子が狂う
とは
多分違うの
その優しさと
たくさん気遣いしている所と
落ち着きすぎた所作に
どうしようもなく
貴方を想う誰よりもきっと
ときめいているの
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