カーテンから明るい日差しが射し込む
「ん~眩しい」
まだ、寝てたいけど、今日は玲央さんと最後の日
玲央さん、まだ寝てる
やっぱり、顔が綺麗
玲央さんの顔を見てるとドキドキしちゃう
やっぱり、自分の気持ちを伝えたい!
けど、さ、最後にじ、自分からのキ、キスだけし、しとこう
やばい緊張してきた
唇と唇が触れた
よくよく考えてみたら恥ずかしい
ど、どうかしてるよ
このアホっタレが
自惚れるのもいい加減にしろ
はぁ~嫌悪感しか出てこないよ
さてと、水を飲みに行こ
今日は、迷わないはず
ドアノブに触れた瞬間、後ろから抱きつかれた
ビクッってなりながらも後ろを向く
後ろにいたのは玲央さんだった
「ど、どうされましたか?」
「せっかく、待ってたのにあんな子供ぽいキスなの?」
それを言われた瞬間かぁぁと顔が赤くなった
ば、バレてた
あちゃー最後の日なのにやっちゃった
もう、死にたい
「んじゃあ、期待させた罰としてディープキス」
「えっ」
なんじゃその罰
「わ、わかりました、これが最後ですからね」
玲央さんは目を閉じながら待っている
じーと顔を見てしまって
まつ毛が綺麗だなぁ~鼻高いなぁ~
とか考えてしまう
片目を開きながら「まだなのか?」
と言ってくる
かっこよすぎだよ!ウィンクしてる状態じゃん!
早くしないと、また、腰痛めそうだから顔を近ずけて
ちゅちゅ舌を玲央さんの口の中に入れて
あれ?上手くできない
ちょっと涙が溜まってきた
キスもろくにできないのかって言われちゃう
「フッ、可愛い」
えっ、そんなこと言われると思って無かった
「グゥ~~~」
あっ、なんてタイミング
もう、辞めてよ、僕のお腹に住んでる虫さん!
「あはははっ」
「もう!なんで笑うんですか!」
「やっぱり、かわいい」
「もう~」と言い顔を膨らます
ずっとこの幸せな時間が過ごせればいいのに
もう、明日には、この人と過ごせれないんだなぁ~
「れ、玲央さんちょっとトイレ行ってきますね」
「あっ、おい」
泣いてるのわかっちゃったかなぁ~
ダメだダメ!
さすがに、玲央さんの前では笑って過ごそう
最後の日なんだから
コメント
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あぁどうしようまた天才に会ってしまった何故だぁ?もうもはや僕が天才なんじゃ?天才に会う天才(?)