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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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次の日の朝
今日は休日でなんにも予定がないのに朝早くお母さんに起こされた。


母「早くサインしなさいよ」

「返事は期限までに出せばいいわけじゃないの」

「こう言う書類は早く出さないとでしょ」


「なんでお母さんがその紙を…??」


お母さんに睨まれた。


あ…何も言わずにサインを書かないと…

じゃないとまた怒られる。


「眠かったから、今日の朝書こうと思ってたの」


母「そうよね、あなたに加入しないなんて選択肢無いものね」


「うん」


あぁ〜みんなろくな人生歩めないかも…

ガチごめん。




そうして11人での活動が始まった。


加入した3人とも気があってみんな仲良くしていて、平和だな〜と思っていた矢先。


まさかのいじめの被害者に。


高校に入学してまさかの入学式の次の日に虐め。


虐めにあった感想は画鋲踏むのってかなり痛いんだってこと。


にしても漫画でこう言うシーンを見ている時は絶対気づくだろうと思っていたけど、2、3個しか入ってなかったら分からないもんなんだ。


くすくす笑われてるし。


流石に私の人生可哀想で笑えてくる。




母「学校どうだった?」


「今日上履きに画鋲入れられてて足怪我しちゃった」

「お母さんから学校に言ってくれない?」


母「そんなことでわざわざ言うわけないでしょ」


「え…」


「だって怪我したのは足の裏でしょう?」

「目に見えるところに傷をつけられたら言ってあげる」


あ…足の裏は見えないから怪我してもいいんだ


最近嬉しい事ばかりで忘れてた。


私は人形なんだった。




🩷「最近やっと𓏸𓏸の素の笑顔見れてたのに、また出会った時の嘘の笑顔に戻ってるよね」


💜‪「やっぱそー思う?」


💚「何かあったんだろうね」


💙「あいつ何も言わないしな」


流石にしんどい


自分でもよく耐えたと思うぐらい耐えた。


漫画の世界みたいに誰か助けてくれたらいいのに…先生は見て見ぬふり、まぁそれもそうか

私をいじめてる軍団のリーダー格の女はこの学校の学園長の娘。

逆らったら何をされるか分からない。

私も先生の立場なら絶対に見逃す。


にしても私をいじめてるヤツは賢い。


ものを盗んだり、嘘の集合場所や時間を言ってくるだけで体や物などには傷をつけてこない。


だからお母さんも何も言わないし、私が言ったところで証拠がないと言われて無意味だろう。


こういう時阿部ちゃんならどうするんだろう?


そもそもなんで私あんなに女子に目をつけられたんだろ?


よく考えると私はいじめっ子たちと話をしたことが無い。


不思議と思いいじめっ子を観察した。


朝私の上履きの中に画鋲を入れその上履きを踏んだ私を見て笑う。


授業中も私が発言しようと思ったら咳などをしたり急に喋りだして先生に声が小さいと怒られる。その怒られている私を見てまた笑う。


お昼ご飯の時1人でお昼を食べようと思えばお弁当を目の前でゴミ箱に捨てられる。


まぁ毎日コンビニのおにぎりとサラダだし罪悪感はそこまでない。


放課後ここからが地獄。


ものを学校の至る場所に隠される。


探し回ってる私を見ながらまた笑う。


あんなに笑って顎疲れないのかな?と不思議に思う。


そして今日も隠されたものを見つけ出し一人で帰っているところ。


私はあることに気づいた。


それはあのいじめっ子のリーダーの透明なスマホケースの中に私と同じグループのメンバーである目黒蓮のカートがはいっていること。


え、めめ担なの?


流石にあんな奴に推されてるめめ可哀想。


私をいじめてる原因って嫉妬か。


「なるほどね。」


💜‪「何がなるほどね、なの?」


「びっくりした…急に後ろから喋りかけないでよ」


💜‪「ごめん、ごめん笑」

「で、何がなるほどねなの?」


「ふと疑問に思ったことについて今日一日中考えてたんだけどやっと答えが出てきた」


💜‪「𓏸𓏸が一日かけてとく問題ってどんな問題よ笑」


「女には色々あるの」


💜‪「なるほどね〜」

「とにかく明日は大事な話し合いがあるから遅れるなよ」

「17時30分からな」


「分かってる」


💜‪「じゃあーな」


「ばいばい」


そう明日は年に1度しかないJrだけのドームツアーの打ち合わせの日。


明日の打ち合わせに来ないと貰えない大事な書類がないとそのライブには出れない。


そしてグループの誰か1人でも打ち合わせに来なかったらそのグループは出れない。


唯一目の前にお客さんがいてsnowmanをアピール出来るチャンス。


ここで爪痕を残せるか残せないかでデビューするかしないかが決まる。



そんな大事な日に限って携帯を隠された。


流石に笑えない。


「ねぇ」


リーダー格「なに?」


「今日どうしても外せない用事があって連絡用にスマホが居るんだけど返してくれない?」


リーダー格「私隠してないから知らないし、それに私が隠してても場所なんか教えてあげなーい」


いやどう考えても隠したのお前だろ


そのままずっと探してた。


あ、もう17時40分、時間すぎてんじゃん


リーダー格「見つかった〜?笑」


私はリーダー格の子を睨んだ


リーダー格「は?何その目」


「よく笑えるよね、あんたのせいであんたの大好きな目黒蓮ライブに参加なくなったのに」


リーダー格「どういう意味よ」


仕方がないから今日の打ち合わせがどれだけ大事か説明してあげた。


そしたら急に


リーダー格「あんたのせいよ」


と私にキレてきた。


さすがのクズさ加減に呆れて居るとショックだったのか携帯を返されいじめっ子たちは家に帰って行った。


携帯にはすごい数の着信があった。


その中に


💚「事務所の近くの公園で待ってます」


行かないと。


公園に着くとsnowman全員がいた。


「ごめんなさい」


💙「お前ふざけてんの?」

「こっちは死ぬ気でやってんの」

「俺らはデビューに命かけてんの」

「お前のせいで台無しになった」


翔太が怒るのも無理は無い。

正直に言って翔太たちはJrの中ではかなり歳がいってる方だ。

snowmanに全てをかけているのが伝わってくる。


💛「何があったか知らないけど、辞めてくれない?」

 

💚「ちょ照」


❤️「俺も同感かも」


ふっかとさっくんと目が合った。

でもすぐにそらされた。

あぁ私はもういらない存在なんだと思った。


唯一の友達に捨てられるんだと思った。


でも悪いけどここで諦める訳には行かない。


ここで諦めたらお母さんにあのゴミを見るような目でまた軽蔑される。


これ以上お母さんからの信頼度を失いたくない。


そんなことを思っていた時


🖤「なんで遅れたんですか?」


めめが聞いてきた。


ここで言わないと絶対後悔する。


そう思いいじめのことを口にした。


「そんなわけで今日行けなくて…ごめんなさい」


💛「よく頑張った」


「え?」


💚「ごめんね𓏸𓏸」

「こうでもしないと𓏸𓏸絶対言ってくれないと思って」


❤️「ふっかが𓏸𓏸が何かトラブルに巻き込まれてるって言い出して」


「じゃあ私ここにいてもいいの?」


🩷「もちろん」


「良かった…」


💜‪「なんだかんだ言って𓏸𓏸俺らのこと大好きだよね〜わら」


ふっかの言う通りかもしれない。


その日はみんなが家まで来てくれた。


そして


💚「お母さんと話がしたいんだけどちょっといい?」


「?分かった呼んでくる」


💚「すみません、突然」


母「いえいえ」


💚「すみません!色々あってドームツアー俺たちだけ参加できなくなりました、でも勘違いしないで欲しいのは原因は俺らにあって𓏸𓏸は原因を知りません、なので𓏸𓏸に詳しく聞いたりしないでください」 

「おねがいします」


うわ、阿部ちゃんガチで大好き、シンプルに惚れそう


母「わかったから、顔上げて」


💙「それともうひとつお願いがあって、これから毎日俺らが登下校一緒にしていいですか?」


はい?何を考えているんだこいつは


母「もちろん」


まぁ許可するだろうな、毎日アイドルに会えるんだから。


‪🧡‬‪「そんなわけで明日から迎えに来るから準備完璧にして玄関で待っとき!」


そこから本当に毎日メンバー1人ずつ登下校を一緒にしてくれて、いじめっ子達を睨んだりしてくれたからいじめは無くなった。

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