第12話「ハーレム完成?」
もしかして、一之宮も話に乗るようになってきたから、島雪穂も調子に乗ってるんじゃないのか。
一之宮が流さないから、自然と俺も流せなくなる。
……いや、人のせいにするのはよくないな。
けど、一之宮も前とはなんか違うような気がする。
まぁ会話が増えるってのはいいことだよな、うん。
「沢木くん?」
「え、あ、あー……ツンデレか。人間、誰だって素直になれない瞬間とか、甘えたくなる瞬間とかあるんじゃないか。そうなると、みんなある意味ツンデレな部分があるってことだし……そこだけで好きとか嫌いとかはないと思う」
「言われてみれば、そうだね」
「優等生っぽい答えですねぇ……ぺっ」
吐き捨てんなよ!
仮にも俺だって先輩だっつーの――
「――見つけたぞ」
生物室に、今までなかった声が飛び込んできた。
「へぇ、これは見事にハーレム状態じゃないか、光春。良い御*************************
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