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勇斗side
あの後、予約していたホテルに2人で帰った。
いろいろあったけど
ちゃんと元の仁人に戻ってくれたなら
まぁ、それでいいだろ。多分。
<ホテル>
勇斗「どうする?もう遅いし
風呂入って寝る?」
仁人「うん…あのさ、」
勇斗「どした?」
仁人「明日、伶奈のお見舞いに
行ってもいい?」
「勇斗が行きたいって言ってたところ
行けないと思うんだけど…」
勇斗「仁人がしんどくなければ
いいんじゃね?」
「俺は行くとこねーしホテルに居るわ」
「もしかしたらそこら辺で
ぶらぶらしてるかもだけど」
仁人「いいの?」
勇斗「いーよ別に」
「俺の本来の目的は達成出来たし笑」
仁人「・・・なんか素直に
お礼言えないんだけど」
勇斗「まーまー俺からの愛ってことで」
仁人「・・・まぁそういうことに
しといてやる」
勇斗「はは笑」
仁人「じゃー風呂入ってくるわ」
勇斗「あ、待って俺も入る」
仁人「えー…2人ー?」
勇斗「何?嫌なの?」
仁人「いやいいけど狭くない?」
勇斗「はいはい狭くない狭くない」
「行くぞー」
仁人「ちょ、ちょ押すな!!」
仁人side
翌日
仁人「じゃあ行ってくるね」
勇斗「おー気をつけてな」
仁人「はーい」
「またここ戻ってくればいい?」
勇斗「そー…だけど危ねっ
忘れるとこだったわ」
勇斗は座っていた椅子からばっと立ち上がり
こっちに近づいてきた。
仁人「ん?なにどし」
チュッ
勇斗「いってら」
仁人「・・・んな…な…何してんの!?」
目の前の男は腹の立つくらい
心底幸せそうな顔をしている。
仁人「そーいうことはまだ駄目!!」
「言っただろ!?」
勇斗「そういうことって何?」
「教えて欲しーな笑」
こいつ分かってて…
仁人「そーんな意地悪する子に
育てた覚えはない!!」
勇斗「仁人に育てられてなんてな…」
「・・・いや育てられたな」
「じゃ仁人の教育が悪いわ」
仁人「はぁ!?そんなの勇斗が…!!」
勇斗「早くしないと遅くなるぞー」
「じゃーなー」
ガチャンガチャン
締め出された…
くっそ…絶対次の小テスト
勇斗の問題だけ激ムズにしてやるからな…
でも地頭がいいのかいっつも高得点
とってくんだよなぁ…全部の教科で。
(数学だけは仁人に褒められたいので
定期テスト含めて100点)
俺はムカムカした気持ちで
病院に向かった。
伶奈は昔から身体が弱く虚弱体質で
小さい頃も何度も何度も倒れていた。
勇斗が助けてくれたことを伝えると
伶奈はそれを知っていたみたいだ。
搬送されて目が覚めると
そわそわとしながら
「仁人は…」「もう何時間も経ってる…」
「どこだろ…」
と呟いている勇斗が隣に居たらしい。
それを見て自分はもういいから
俺の所へ行けと
言ってくれたみたいだ。
自分のせいで待ち合わせに遅れて
迷惑をかけてしまって申し訳ないと
逆に謝罪された。
伶奈が気にすることじゃないのに…
でも、結果そのおかげで伶奈は助かって
俺達も仲直り?出来たから
終わりよければすべてよしだろう。
誰も傷つかなくてよかった。
そうしてその日は、やっと伶奈と落ち着いて
思い出話に花を咲かせることが出来た。
5日目(最終日)
こうしてやっと長い長い旅が終わる。
旅という旅は出来なかったかもしれないが
いい経験にはなったと思う。
最初は少ないと思っていた日数も
終わりが近づくにつれて疲労によって
まだかまだかと待ち続けていた笑
でも、まぁこんなわがまま王子の
恋人(仮)を4泊5日で
手に入れることが出来たなら
なかなか上々なのではないだろうか。
<飛行機の中>
仁人「な、勇斗」
勇斗「?」
「何が?」
仁人「なんでもなーい」
勇斗「はー?なんだよそれ」
カシャッ
仁人「おこな顔ゲット~」
勇斗「おまっ、自由すぎな…」
仁人「俺はマイペースなB型なのー」
勇斗「はいはい…これじゃどっちが
年上か分からんな」
仁人「えー?いや分かるでしょそれはさ」
勇斗「いや、分からねぇーよ」
「こーんなちっこくて
バブい顔してるやつだったらなぁ…?」
いじる、というより心底見下してる顔を
してる気がする。
仁人「・・・」
ポコッ
勇斗「痛っ」
ポコポコッ
勇斗「ちょ痛いって」
「やめろよその猫パンチ」
バキッ!!!
勇斗「痛っ!!!!」
「んだよ急に本気で殴り出して!!」
仁人「俺はマイペースなB型だから
仕方ないよな?」
その後勇斗の腹に5発ねじ込んで
そのまま東京へ帰って行ったとさ。
𝐞𝐧𝐝☕︎︎𓂃 𓅇
コメント
6件
今回も最高でした😭 まじでゆ。様の勇斗くんと仁人くん大好きです…… 好きすぎていいねの手が止まりません🤣 これからのお話も楽しみにしてます!

ありがとうございましたッッ!!
#さのじん
こーの
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ゆ。
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こーの
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