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復讐鬼『救いに来たって……ッッッッお前らに俺の何がわかんだよッッッッ⁈⁈』
シャ『ッ…』
ゾ『(殺気やばー…ッ)』
復讐鬼『お母さんに捨てられて、王にいい様に使われてッ、父さんとの約束を破ってッッッッ……もう…俺に生きる価値なんてッッッッ‼︎』
復讐鬼は、グルッペンに剣を向けた。
復讐鬼『無いのにッッッッッッッッ‼︎』
ザシュッッッッ
ト『グルッペンッッッッ⁈』
グ『ッ…』
グルッペンは、腕から血が流れていた。
グ『ひとらんらんッ…』
復讐鬼『なんでッッッッ…なんでッッッッ⁈深く切ったのにッッッッ‼︎なんでまだ立っていられるのッッッッ?』
グ『言ったはずだッ、お前を救うとッ…』
復讐鬼『だからッッッッ‼︎』
グ『生きろ。ひとらんらん。』
復讐鬼『ッ…⁈』
グ『お前は、苦しい思いをたくさんしてきた。だから、「幸せ」ということを知らずに生きてきたのだろう。』
復讐鬼『…』
グ『ここで死ぬのは、勿体無いのでは無いか?』
復讐鬼『…僕にはッ、生きる価値なんて…』
グ『何故お前はそう思う?』
復讐鬼『ぇ…?母さんにッ、裏切られてッ』
グ『なら、生きる価値を見つければいい。』
復讐鬼『…無いッ』
グ『無いから死ぬのか?』
復讐鬼『…‼︎』
グ『無いから諦めるのか?』
復讐鬼『…ッ』ポロッ
グ『お前は、何故泣いている?』
復讐鬼『…分からないッッッッ‼︎…分からないよ…ッ』
グ『なら、わかるまで生きてみろ。』
ひ『‼︎』ポロポロッ
グ『ほら。簡単に生きる理由が出来た。』
ひ『…ッッ』
グ『ひとらんらんよッ。…死んでは、何度後悔したって、コンテニューは出来ない。』
ひ『ぁ…ッ』
グ『だが、生きていたら、何度だってやり直しが出来る。』
ひ『ぅッ…』
グ『ひとらんらん。私に、ついてこい。』
ひ『ひぅッ…ッッくッ…』ポロポロッ
ト『お前さんは、まだ若いんやから。』
ゾ『人生ってサイコーやで‼︎』
鬱『これ俺も言うカンジ?まぁ…生きてみて』
シャ『相棒を見つけてみぃ、自分の価値観が大きく変わんで、』
ロ『せや。守る人を、護るべきひとを見つけてみい、』
エ『好きなことをとことんやりましょう』
オ『今度お茶会でもするめぅ‼︎話、色々聞かせてや、』
グ『…もう一度言おう。私達は、お前を救いたい。』
ひ『ッ‼︎』
グ『私の手を取る気は無いか?』
ひ『ッッ…生きる価値をッ見つけるッ…ためにッ……いいょッ…面白そうッ…』
カランッ…
剣が落ちる音と共に、グルッペンは膝を付いた。
ト『グルッペン‼︎』
グ『ハハッ、やはりお前は私の仲間にッ…相応しい…。』
ひ『フッ…』ニコッ
ひ『ありがとう。グルッペンさん、』
パァッ
鬱『何やッ⁈いやや‼︎マダシニタナイッ⤴︎』
ゾ『これは…』
ト『おぉ、回復系か…‼︎』
グ『傷が…癒えていく…』
ひ『なに…?これ…』
グ『これは宝石の力だぞ。強き人の中に眠るもの。生きる価値を見つけたな。よく頑張ったゾ、ひとらんらん。』
ひ『生きる価値…僕…グルッペンを守りたいな、』
グ『…フッ、それで良い。…ひとらんらん、感謝する、…では、行くとするか、』
ゾ『めっちゃ長く感じたなぁ、』
鬱『普通に長かったわー』
ト『やな、』
シャ『やなぁ〜』
ロ『せやな、』
エ『ですね、』
オ『めぅね〜』
鬱『マンちゃんは途中からやけどな⁈』
オ『めぅ〜w』
ひ『フフッw』
ロ『…』
ロボロは、呪われた刀を静かに見ていた。
ロ『…』スッ…
シャ『ロボロ〜?何しとん?』
ロ『ん?あ、いや、何でもないわ』
シャ『そ、ならええけど、帰ろや〜』
ロ『お〜』
ゾ『帰ってきたぁぁー‼︎』
エ『フフッ、ゾムさん犬みたいですねw』
グ『犬…犬か、』
エ『…?どうしましたかグルッペンさん、』
グ『いや、なに昔を思い出してな、』
ト『あぁ、せやな、』
鬱『コネシマっちゅう奴?』
グ『ああ、…会いたいな、久しぶりに、』
ト『だな、』
?『…』
⁇『命令だ。』
?『はい。』