ある日の事
私ルーレ・アルシアはハンジさんの部屋に訪れていたかといって同じ班なんだけど
アルシア「ハンジさん、これはどこにおきば良いですか?」
ハンジ「あぁ、じゃあそこの机においてもらえるかな」
実験用具をわたしは壊さないようにとゆっくり丁寧に書類をおく
突然だが、私はハンジさんの事が大好きなんだ、勿論、分隊長としても好きだけどわたしはハンジさんの事が好きなのだ
でもきっとこの恋は叶わない。理由はいっぱいいっぱいあるけどそのなかの一つ
それは。ハンジさんがリヴァイさんの事を好きだから
本人から聞いたことはないけど、リヴァイさんの話をしている時のハンジさんはとても目がキラキラしていて、イヤほどこの恋は叶わないと思わされる、二つ目は私達は同性なのだもし、私が男の子だったら良かったのに
もし、ハンジさんが男の人だったら、いいのにそんなことが脳裏にこびりつく
そして今日もハンジさんのリヴァイさんの話が始まった
ハンジ「それでね~!……………………でね~wそうしたらリヴァイがー!」
ズキズキ
何処からともなく私の心臓に刃を刺す
本当は聞きたくない!もういやだ!そんなことを考えているが、実際言葉にして発したことは一度もない
アルシア「ふふ、ハンジさんはリヴァイさんの事が本当に好きなんですね」
ハンジ「…は?
アルシア「だって、ハンジさんリヴァイ兵長の話をされている時の目はとてもキラキラしていますよ」
ハンジ「…」
とうとう私の口が制御不能に、なってしまった
アルシア「それに、嫌なほどリヴァイ兵長のお話を聞かされて嫌って言うほどリヴァイ兵長が好きだとわかります」
ハンジ「え、アルシア?」
アルシア「ずっとこの時間だけでも一時間は話しているんですよ?」
ハンジ「アルシア」
アルシア「それに、リヴァイ兵長のお話をし終わったと思ったら次はニコニコ笑顔で仕事をしているハンジさんがいるし」
ハンジ「ねぇ、アルシア」
もう、嫌われたかな?嫌われるなら最後まで云わせてよ
アルシア「ハンジさんは本当に…」
ハンジ「ねぇ!アルシア!」
アルシア「ビクッ」
急にハンジさんが大声を出した
それにびっくりして、私は少しだけ怖く感じた
そしていつの間にか壁に追いやられていた
アルシア「なんで、すか」
やっと言葉にできたのはこの、一言だけだった
ハンジ「どうして泣いているの?」
そうして、自分が泣いていると気付いた私は両腕で目を擦った…
そのとき私よりゴツゴツした腕、でも女性らしさのラインもあるハンジさんの腕がそれを止めた
ハンジ「腫れちゃう」
そのとき、私はしゃがみこんでしまった
それにつられてハンジさんもしゃがみこむ
アルシア「別に、貴方には関係ない…困るのは私だ、から」
といいハンジさんの手を振りほどいた
ハンジ「……」
そして、もう来ないでという意味もこめ、ハンジさんの肩らへんを押した
だが、そこで物凄い力でねじ伏せられてしまった、そのまま私の両腕ではハンジさんがつかんでしまっている
その瞬間ハンジさんが、立ち上がった、私もそれにつられるように立ち上がった
そうしたら、?
ハンジ「ねぇ、、」
アルシア「なんで、しょう、か」
途切れ途切れでも発した言葉
ハンジ「そろそろ怒っていいかい?」
アルシア「へ?」
ハンジ「さっきからなんなんだい?急に泣くしさ、私はリヴァイが好きだとかさ」
アルシア「ビクッ」
嫌われた、嫌われた…、?
ハンジ「しまいには拒否られちゃうしさ」
ハンジ「こーんなにも手塩をかけてきた”部下”にこんな扱いされちゃうなんて、残念たな」
アルシア「ッッ」
泣きそうになる。
ハンジさんには、今まで”アルシア”か、ルーレしか、呼ばれてなかった
ここで、上司と部下という身分の差に涙がでる
アルシア「ッフッッポロポロ」
ハンジ「何故泣いている、ルーレ・アルシア」
アルシア「な、なんでも、ない…です」
ハンジ「何故泣いていると聞いてるルーレ・アルシア」
アルシア「”貴方”には関係ありません!!」
ハンジ「……」
アルシア「さっきから何ですか?ポロポロ」
アルシア「何でもないったら何でも無いんですよ…ヒックッ」
グス
そんな私の声が部屋に響きわたる
ハンジ「…チュッ」
甘い音が部屋中に響いた
そして、私の唇にも柔らかいものがあたる
アルシア「ッン」
ハンジ「口開けて」
私は首を横にふる
ハンジ「そっか、じゃあ無理矢理開けさせるよ」
そのとたん、私の口のなかにハンジさんの舌が入ってきた
アルシア「ッんッッふッふぅッ」
酸欠状態の私はハンジさんの肩をたたいた
やっとのことで、私達は口がはなれた
アルシア「プハッ、きゅ、急になんですか!?////////」
ハンジ「いやぁ?アルシアは、私がリヴァイの事が好きみたいと思っていたから」
アルシア「だってそうなんじゃないのですか?」
ハンジ「この際だから言っちゃうけど私が好きなのは君、アルシアなんだよ」
アルシア「へ?」
ハンジ「ごめん、いままでリヴァイの話をしていたのは、君がリヴァイのことが好きだと思っていたからなんだ」
アルシア「わ、私が好きなのはハンジさんだけですよ」
ハンジ「よかった、それじゃ、こんな私だけど付き合ってくれますか?」
アルシア「はい!喜んで////」
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