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短編

10 - 一歩の大きさ

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2024年05月17日

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・ほぼkyのみ(+rt?)




※ 雰囲気でお読みください



_____________________




「すずしい…。」






時刻は午後10時をまわる頃









薄暗い公園に1人、

背の高い男が ベンチに浅く腰を掛け

空を見上げていた









最近の日中は暑く「もう夏か」と言われる

ほどだが、 夜はやはり肌寒くて









男はこの季節がとても好きだったりする






夜に1人で散歩をしてはここのベンチへ来て

時には涙を流して家へ帰ったりもしていた










いつもの日常、

いつもの景色、

いつもの友達、


そして、いつもの自分?





















「おれ、」











いつまで続けていくのだろう、と

















最近の悩みだ。




この事に関しては

悩めば悩むほどに

自分が俺、「キヨ」を見失ってしまう












「なんだろな、おれって」









その瞳にはやはり涙が溜まっていて

きらりと光ってる様に見える筈の月が

自分の目にはぼんやりと光っていた








何十年とやってきて

この生活にもすっかり慣れた


けど、いつか壊れてしまうと考えると

すごく、心がチクチクと痛むんだ







俺は最後なんてあってほしくないのに。











「おれ、ひとりじゃ何もできないよ…。」













ぼろぼろになった最期の俺を









君達は、「キヨ」として受け入れてくれるのだろうか













_____________________


「安心して。俺らがお前の前から

消えると思う?」

_____________________













「…!」






気付けば家に帰っていて、

そのままベッドで寝ていた様だ


午前8:30に設定してあるアラームが無機質に鳴いている







昨日の重かった空気が一転して

俺の部屋を照らす太陽





「うん、消えないよね。絶対。」





ぽつり、と言い残して

最後への道をひとつ、踏み出した









_____________________


最後への道は、まだまだ長い











と、信じている人がひとり、 この小説を

書き終わった。









ほんとに雰囲気だけの小説ですみません。


明日の発表、楽しみにしています。

どんな発表でも笑顔でいられます様に。


じゃあの








追記


応募しました。

キヨを応援している全ての人に当たりますように。

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