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・ほぼkyのみ(+rt?)
※ 雰囲気でお読みください
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「すずしい…。」
時刻は午後10時をまわる頃
薄暗い公園に1人、
背の高い男が ベンチに浅く腰を掛け
空を見上げていた
最近の日中は暑く「もう夏か」と言われる
ほどだが、 夜はやはり肌寒くて
男はこの季節がとても好きだったりする
夜に1人で散歩をしてはここのベンチへ来て
時には涙を流して家へ帰ったりもしていた
いつもの日常、
いつもの景色、
いつもの友達、
そして、いつもの自分?
…
「おれ、」
いつまで続けていくのだろう、と
最近の悩みだ。
この事に関しては
悩めば悩むほどに
自分が俺、「キヨ」を見失ってしまう
「なんだろな、おれって」
その瞳にはやはり涙が溜まっていて
きらりと光ってる様に見える筈の月が
自分の目にはぼんやりと光っていた
何十年とやってきて
この生活にもすっかり慣れた
けど、いつか壊れてしまうと考えると
すごく、心がチクチクと痛むんだ
俺は最後なんてあってほしくないのに。
「おれ、ひとりじゃ何もできないよ…。」
ぼろぼろになった最期の俺を
君達は、「キヨ」として受け入れてくれるのだろうか
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「安心して。俺らがお前の前から
消えると思う?」
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「…!」
気付けば家に帰っていて、
そのままベッドで寝ていた様だ
午前8:30に設定してあるアラームが無機質に鳴いている
昨日の重かった空気が一転して
俺の部屋を照らす太陽
「うん、消えないよね。絶対。」
ぽつり、と言い残して
最後への道をひとつ、踏み出した
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最後への道は、まだまだ長い
と、信じている人がひとり、 この小説を
書き終わった。
…
ほんとに雰囲気だけの小説ですみません。
明日の発表、楽しみにしています。
どんな発表でも笑顔でいられます様に。
じゃあの
追記
応募しました。
キヨを応援している全ての人に当たりますように。