テラーノベル
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💛視点
太智にリーダーを休めって
言われてからだいぶ気が楽
辞めるんじゃ無くて
休むっていう選択肢はなかったから
ほんと感謝してる
まだ思い出すだけで
つらいし、感情ぐちゃぐちゃになるけど
その回数も減ってきた
仕事で忙しいのも助かってる
だって仕事してる時は
あのことを思い出すこともない
でも、やっぱ柔太郎との仕事は
つらいかな…..まだね
今日は5人での仕事
新しい曲のフリ入れの日
新曲はしっとりした曲でいい曲
なんだけど、失恋の曲
まじでタイミング悪い
💛「おはようございます」
🩷「うぃ、お疲れー」
💙「仁ちゃん遅いやーん!寝坊?」
💛「寝坊じゃないわ!
お前、俺より早くついたからって
調子乗ってんな」
いつものやりとりが心地いい
❤️「仁ちゃん!おはよう」
💛「おはよう舜太。寝れてる?」
❤️「うん!ありがとう」
ニコニコ笑う舜太に癒される
頭を撫で、その場を離れる
🤍「…..仁ちゃん」
💛「おはよう柔太郎」
ごめんな、まだ目を合わせるのは
しんどいんだ…..
本当は声を聞くだけでも
思い出しちゃってつらい
🤍「今日頑張ろうね」
💛「うん」
新しい曲
絡みが多いのは勇人
よかった…..
でも、こんなこと
思ってちゃダメだよな
振り入れも終わり
帰ろうとしたところに
柔太郎が声をかけてきた
🤍「今日、話せない?」
💛「…..なにを?」
🤍「えっと…..ゆっくり話したい」
💛「え?二人で?」
🤍「できれば…..」
どうしよう
何も言えず固まってる俺を
見かねた太智が声をかけてくれた
💙「俺も一緒ならいけるんか?」
💛「まぁ…..うん」
いつまでも逃げてちゃダメなのは
わかってるけど
さすがに二人はしんどい
—————
🤍視点
やっぱ二人はさすがに無理か
太ちゃんが来てくれることに
安堵したと同時に
嫉妬してしまう
仁ちゃんにとって
安全圏内にいる太ちゃんが
羨ましい
3人で歩いてても
太ちゃんの方に寄っていく仁ちゃん
前までは俺が隣にいたのに
どんどん暗い気持ちになる
ペシっ!
🤍「いてっ!」
頭を叩かれた
叩かれた方を見ると
太智が呆れ顔でこっちを見てる
💙「妬いてんじゃねぇよ笑」
🤍「なんでわかるの?」
💙「顔に出過ぎな?」
🤍「ごめん」
—————-
💛「それで、話って何?」
警戒してるのか
いつもより冷たく感じる
🤍「太ちゃんから聞いた
楽屋での罰ゲームのはなし
聞いてたって
言い訳になるけど誤解なんだ
#仄く月と電波塔
80
#み!
ma
2,645
仁ちゃんを罰ゲームに巻き込み
たくなくて、わざと酷いこと
いった
気持ち悪いなんて思ったこと
ないよ……」
泣くのは違う
そう思って泣くのだけは堪えたけど
声が震える…..卑怯だこんなの
💛「俺がそれをすんなり
信じられると思う?」
🤍「…..思わない」
💛「後からなんていくらでも
言えるもんな?
今は、信じられない
信じたい気持ちもあるんだ
でも、また信じて
裏切られた時の方が怖い」
予想はしてた
けど、実際に言われるとやっぱ
しんどいな
💛「もぅ、気づいてると思うけど
俺、柔太郎のこと好きだったんだ」
俺が1番聞きたかった言葉
こんな形で聞きたくなかった
💛「だからさ…..まだ時間が欲しい」
🤍「時間?」
💛「まだ冷静にもなれないし
でも柔太郎のことを嫌いな
わけじゃないから
メンバーとしてやってけるように
頑張るから」
🤍「メンバーとして…..か…..」
そうだよな
まずそこからだよな
💛「……ごめん」
🤍「ううん。仁ちゃん謝らないで」
💙「まぁ、ゆっくり気持ちの整理
したらええんとちゃう?
気長に行こう
今日はここまでで終わろ?」
話し合いが終わり
それぞれの帰路につく
仁ちゃん
俺と話してて辛そうだったな
笑ってる顔が大好きなのに
笑顔を奪ったのは俺
その事実が何度も俺の胸を刺す
仁ちゃんを好きな気持ちは
変わらない
でも、今は厳しいから
まずはメンバーとして信頼して
もらえるよう頑張るよ
コメント
1件
うわあ、この6話、めちゃくちゃ心に刺さりました……。仁ちゃんが「信じたいけど、裏切られるのが怖い」って言うところ、すごくリアルで切なかったです。それに対して柔太郎が「メンバーとして信頼してもらえるよう頑張る」って一歩引く決意をするラストも、お互いを大事に思ってるからこそだなって。太智のフォローも絶妙でしたね。二人の距離が少しずつでも縮まっていく過程、これからも見守りたいです。