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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーmmntmrさん視点〜
突然hnちゃんの隣に白いくま耳を生やした少年が現れた。
〈???〉
「よいしょっとっ」
〈hn〉
「!」
そういい彼は、
空中でhnちゃんをお姫様抱っこし
ふわりと地面に着地した。
_やっぱり、あの時、
hnちゃんがぬいぐるみを空に向かって放ち、
私の元へぬいぐるみが来た時。
見えたのは、
幻なんかじゃなかったんだ。
私がキャッチした時
ぬいぐるみから私たちと同じ、
揺らめく綺麗な魂が宿っていたのをみた。
〈hn〉
「あ、貴方は…?」
そうhnちゃんが少年に問う。
〈???〉
「ぽれは_」
〈znkps〉
「znkpsだよ!
hnちゃんが大切にしてくれたぬいぐるみ!
アクアマリンを宿してるよ!」
そういってニカッと笑う。
左手には青く透き通る宝石、
アクアマリンが輝いている。
〈znkps〉
「znとでも呼んで!」
〈mmntmr〉
「よくやりましたznkps。」
〈znkps〉
「貴方はぽれを解放してくれた_」
私はznさんの話を遮り、話し出す。
〈mmntmr〉
「そう!私は村長であるmmn_」
〈znkps〉
「mmさんですよね! ぽれを解放してくれてありがとうございます!!」
〈iemm〉
「遮りあってる…。」
そんな会話をしていると、
〈アグノイア〉
「ふふふふ!!すごい…すごいわね!!」
〈アグノイア〉
「ぬいぐるみが人間になるなんて…!」
〈アグノイア〉
「ほしい…ほしいわ!!」
〈アグノイア〉
「znkpsといったわよね!」
〈アグノイア〉
「私と一緒に来てくださらない?」
そういい、アグノイアはznさんに手を差し出す。
〈znkps〉
「…。」
〈znkps〉
「ぽれはhnちゃんのぬいぐるみさ。hnちゃんに仕えるものとして、断らせてもらうね。」
…。
〈rk〉
「かっけぇ…」
〈mmntmr〉
「かっこいいですね…」
〈hn〉
「おぉ〜✨️」
〈iemm〉
「チッ…イケメンだ…。」
〈znkps〉
「そ、それほどでも〜//」
znさんは照れながら頭をかく。
敵が目の前にいるのに何照れてんですか。
〈アグノイア〉
「じゃあ無理にでも連れて行くわ!」
〈アグノイア〉
「パペット・狂! 」
アグノイアがそういうと
大きい人形がznさんに向かって、
拳を振るう。
〈znkps〉
「ちょっと実力
試してみたかったんだよねッッ!!」
〈znkps〉
「獣人化ッ!」
そんな声が響き渡ると、
とても大きな音が響き渡り、砂埃が舞う。
大きな衝撃により砂埃はすぐに晴れてゆく。
〈iemm〉
「znさんッッ!!!」
iemmさんの声が緊急性を知らせるかのように響き渡る。
あの威力はヤバい。
モロに食らったら一瞬でお陀仏。
砂埃が晴れ、
znさんを恐る恐る見てみる。
そこには
軽い力で人形の拳を受け止めているznさんの姿があった。
znさんの手は白い毛で覆われ、黒く長い爪が姿を現していた。
〈znkps〉
「ねぇ、これが全力?」
そう人形に問うznさん。
〈アグノイア〉
「まさか…あれを受け止めるなんて…!」
〈znkps〉
「…ねぇ、喋らないの?」
〈znkps〉
「お前も魂が宿ってるように
見えるんだけどなぁ?」
〈人形〉
「…。」
〈人形〉
「はは、すごいなぁ。よく分かったもんだ。」
低く、重い声が辺りを包む。
そういい2人は距離を取る。
〈znkps〉
「やっぱりしゃべれたんだ。」
〈人形 〉
「まぁな。」
〈アグノイア〉
「!?貴方、喋れたの!」
〈アグノイア 〉
「ふふ!すごいわね!」
〈アグノイア〉
「さぁ、やってしまいなさい!!」
そういってアグノイアは私たちを指さす。
〈人形〉
「…。」
〈アグノイア〉
「…なぜ、こっちを見るの?」
〈アグノイア〉
「…敵はあっちよ…?」
…貴方は気づかず死んでいく。
真に警戒すべきは、
〈アグノイア〉
「いやぁ゙ぁぁぁぁあッ!!!!!」
その叫び声を最後に
血が舞い散り、アグノイアは事切れた。
〈znkps〉
「…同じ人形同士、仲良くしようと思ったんだけどな…。」
信頼したものだと。
〈znkps〉
「自分の主の頭を握りつぶすなんて、どうかしてるんじゃない?」
〈人形〉
「我にとってはどうでもいいからな。」
〈mmntmr〉
「あら、 ずいぶん冷たいことを
言うものですね。」
〈mmntmr〉
「アグノイアがいなかったら貴方は暴れることすらできなかったというのに。」
〈人形〉
「…。」
〈iemm〉
「困ったらだんまりを決め込むってか?」
〈iemm〉
「人形という立場を侮辱している。」
そうiemmさんが言葉を走らせる。
そんな時、
1人の少女の声がここを仕切る。
〈hn〉
「…。私、少し怒ってる。」
〈rk〉
「え、hn?」
〈hn〉
「…好きで暴れてるんじゃないと思ってたけど、」
〈hn〉
「_もう慈悲は要らないよね。」
!?
雰囲気が変わった。
〈hn〉
「znさん、行くよ。」
〈znkps〉
「了解。」
タッタッタッ
znさんがとても速いスピードで人形の足元へ向かう。
〈znkps〉
「身体が大きいだけで、ただの小物だな。」
〈人形〉
「なんだとッッ!?」
人形がまた拳をznさんに振るおうとする。
〈znkps〉
「ほら、そういうところ。」
そう言い放ち、
znさんは人形の四肢を素早く切り落とす。
〈人形〉
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッッ!!!!!」
叫び声がここら一帯を震えさせる。
紅い血が舞う。
人形なのに…。
〈hn〉
「次はいい人になれるといいね。」
〈hn〉
「さよなら。」
そう言い放ち、hnちゃんは矢を人形へ放つ。
グサリ。
そう深々と人形に突き刺さる。
その瞬間、
人形の身体がボロボロと崩れ落ち、
チリとかして消えた。
〈hn〉
「うわ!当たるとこんな感じなんだ…!」
〈znkps〉
「すごいね!!」
そんな声をよそに、
私たちは震え上がっていた。
〈rk〉
「こ、怖ぇ~…。」
〈iemm〉
「し、心臓がギュンとした…。」
〈rk〉
「倒し方がサイコパス。」
〈mmntmr〉
「絶対に あの2人は
怒らせないようにしましょう…。」
そ うして私たちは握手を交わした。
すると温かい朝日が私たちを照らし始めた。
〈hn〉
「太陽!?夜が明けるなんて…!」
〈iemm〉
「長く戦いすぎましたね…。」
〈rk〉
「じゃあ戻りましょうか!」
みんなは来た方向を引き返そうと体の向きを変える。
〈mmntmr〉
「あ、ちょっと待ってください!!」
私はとっさにみんなを引き止める。
〈mmntmr〉
「最後に、znさん貴方を正式に村民としてお迎えします。」
そうznさんに告げ、手を差し出す。
〈znkps〉
「!!!」
〈znkps〉
「これからよろしくお願いします!!」
そういい、
私たちは水の国の城へ足を進めた_。
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最近モチベがなくなってきました…
忙しいのもあってなおさら
次の話は『幻覚』
コメント
3件
わかる!わかるよ〜!モチベ、なんか自然と無くなってくんだよね〜!大丈夫!私も投稿頻度カタツムリになってるから☆今回も神回圧倒的感謝!