テラーノベル
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僕は今日昼の練習中父さんに言われた
いつも真剣な父さんからは真剣な声が聞こえた
夕方になった頃僕は素振りを終えてリビングに向かった
すると父さんと母さんが椅子に座っていた
色までは分からないが気配察知と脳内整理のお陰で見える様になった
父さんや近所の人達と普通に過ごせる様になって来たのだ
「父さん..話ってなんですか?」
「来たか..取り敢えず座りなさい」
僕は言われた通りに椅子に座った
「アレク..お前はこれからどうしたい?」
「どうしたい?…」
「最初は俺の言葉で部屋を出て、魔法や剣術に手を出した
お前は父さん達が思ったよりも、元気になってくれて熱中した
それは父さん達からしても嬉しいことで、いいことだ」
「お前は力を手に入れた…それは自身や周りを傷つける事にもなる」
僕は正直答えるのにに迷った
このまま鍛えようとも思えず、引き篭りたいとも思わない
でも、咄嗟にこんな言葉が出た
「父さん達が教えてくれた力は人のために使いたいな」
僕の答えを聞いて母さんが焦った様に口を開いた
「べ、別に無理に部屋から出ろなんて言わないわよ?」
「いや、これは僕が出した答えだ..これが今の気持ち…後悔はしない」
「そう..それなら、良いわ…」
母さんは安心した様に椅子に座った
そこに父さんが入って来た
「お前がその気なら父さん達は全力で応援する」
「そして、そんなお前にはヌーマ・イスレル学校にいく事をお勧めする」
「魔法学校⁉︎」
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