テラーノベル
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キャンプから数日後。
夏休みも終わりに近付いていた。
まだ暑いけれど、少しだけ風が涼しく感じる。
そんな日の午後。
ぼくたちはいつものように集まっていた。
「そういえば。」
ぷりちゃんが言う。
「歌は?」
「あ。」
みんなの視線が一斉にぼくへ向く。
「完成したの?」
ちぐが目を輝かせる。
「うん!」
ぼくは頷いた。
キャンプの夜。
星空を見ながら思い付いた歌。
海のこと。
夏祭りのこと。
キャンプのこと。
みんなとの思い出を詰め込んだ歌。
「聞きたい!」
あっきぃが身を乗り出す。
「じゃあ……。」
少しだけ緊張する。
でも。
みんなの顔を見ると自然と笑顔になれた。
ぼくは深呼吸をして、歌い始めた。
優しいメロディー。
楽しかった夏を思い出すような歌。
歌いながら、
海ではしゃいだ日のことが浮かぶ。
花火を見た夜のことが浮かぶ。
キャンプで笑ったことも浮かぶ。
全部が大切な思い出だった。
歌い終わる。
部屋が静かになった。
「……。」
少し不安になる。
その時。
パチパチパチ。
拍手が聞こえた。
「めっちゃええやん。」
ぷりちゃんが笑う。
「感動したにょ。」
ちぐも頷いた。
「普通に好き。」
まぜちも照れくさそうに言う。
「最高やな。」
あっちゃんが笑った。
「あぁ~~もう一回聞きたい!」
あっきぃは大騒ぎしている。
思わず笑ってしまった。
「で、この曲の題名は何?」
ちぐは言う。
「夏の流星」
「にょ~~???最高じゃん!リスナーのみんなにも聞いてもらお!」
「けちち、ネーミングセンス最高!」
「けちゃおにしてはいいじゃん!」
「最高。」
「おー、ええやん!」
やっぱり。
この六人だから。
この夏だったから。
この歌が生まれたんだと思う。
これからも、この曲も。メンバーも。全部抱えて、歩いて行けますように。
完
※番外編書きたくてアンプの実在する曲に変えました
みなさ~~ん!
完結しました~~
ありがとうです~~
なんかリクエストくれたら書きます~
よろしくです~~
コメント
1件
わあっ、完結したんだね…!おめでとうございます🌙 最後の歌のシーン、すごくじーんと来ました。みんなそれぞれの言葉で「いいね」って言ってくれるところが、この6人の関係性そのままで、あったかかったです。 「夏の大三角」っていうタイトル、星空とつながってて素敵…。最後の「全部抱えて歩いて行けますように」ってところに、作者さんの優しさが詰まってる気がしました。 読めてよかったです、ありがとうございました🤍
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