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わあ、第4話……もう、もうね、すごかったです!😳✨ まさか総悟さんが自分で仕掛けた罠に自分が引っかかるとは思わなくて、読んでるこっちまで「やべェ」って声が出ました(笑)。「守ってあげたい」ラインを計算してヘアセットするところとか、プロデューサーとして冷静なのに、完成品に見惚れて動揺するギャップがたまらない……! 山崎さんの上目遣いで「どんな顔で出勤すれば……」って震えるのも可愛すぎて破壊力抜群でした。次、土方さんがどう反応するか、もう気になって仕方ないです〜🤍
「おい山崎、そんな薄汚ェツラじゃ土方さんは殺せやせんぜ。もっとこう、男の理性を根こそぎ奪うような毒々しい華やかさが足りねェ」
総悟はどこから出したのか、プロ仕様のメイクボックスと、フリルが何層にも重なった豪奢な着物ドレスを畳にぶちまけた。
「ちょ、総悟さん!? これどこから持ってきたんですか! 局中法度! 局中法度違反ですよこれ!!」
「うるせェ。ガタガタ抜かすと、さっきの写真を今すぐ全隊士の端末に一斉送信しやすぜ」
「……喜んでお化粧させていただきます」
山崎の抵抗はわずか三秒で潰えた。
「地味なパーツを活かしてこそ化ける」
という総悟の持論のもと、メイクは容赦なく進められた。しかし、総悟自身も驚くほど、山崎の顔は「素材」として優秀だったのだ。
普段は無個性な顔立ちが、化粧という魔法で見る見るうちに作り変えられていく。
切れ長のアイライン。
「不機嫌な深窓の令嬢」
風の目元が完成する。
普段は血色の悪い唇には、毒のある深い赤が引かれる。
「……チッ、予想以上に化けやがった」
総悟は舌打ちをしつつも、手を止めることはない。
艶やかな黒髪のロングウィッグを被せ、土方が好きそうな
「守ってあげたい」
ラインを計算してヘアセットを施す。
そして、極めつけは衣装だ。
「土方さんの好きな華奢なラインを作りやす」
と、コルセット並みに帯を締め上げる。
息苦しさに山崎が喘ぐが、総悟は容赦しない。
完成、
「最凶の美女」
数十分後、そこにいたのは、総悟自身すら息を呑むほどの
「絶世の美女」
だった。
普段の山崎退の面影は、注意深く探さなければ分からないほど消え失せていた。
そこにいるのは、冷たく、そして恐ろしいほど艶やかで、男なら誰もが振り向くであろう完璧な「女」の姿。
ファインダー越しではなく、肉眼でその姿を見た総悟は、初めて明確な動揺を覚えた。
(……やべェ。これは、予想外だ。マジで綺麗じゃねーか……)
いつもの
「土方さんを苦しめる玩具」
を見る目ではない。
一人の男として、目の前の「女性」に見惚れている。
そんな自分自身に、総悟は一瞬、忌々しさを感じた。
「あの……総悟さん、俺、明日からどんな顔で出勤すればいいんですか……?」
震える声で尋ねる山崎。
その上目遣いに、総悟の胸がズクリと鳴った。
(なんだこの破壊力。土方さんどころか、俺まで落とされちまうかもしれねェ……)
総悟は慌ててカメラのファインダーを覗き込み、その感情を隠す。
「安心しなせェ。明日には、土方さんの頭がマヨネーズじゃなくてあんたのことでパンパンになってやすから。……俺も、少しだけ、その『パン』を味見させて貰いまさァ」
そう言って、総悟は山崎の頬に手を伸ばした。
完璧な「女」を作り上げたプロデューサーは、今や「男」として、自分が作り出した作品に魅了されていた。