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#両片思い
当麻月菜
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榎本くもり
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#地雷系
尾津嘉寿夫 ーおづかずおー
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アイさんは照れながらカウンターの裏にまわり接客モードへと切り替わった。
「今日はいかがなさいますか?」
部屋の奥を見ると、マイはBOX席で接客中のようだ。カウンター席まで声が聞こえるくらい大盛り上がりをしている。
「今日は様子を見に来ただけだし……ウーロンハイと、アイさん、ミィちゃん、あと、後でマイさんにもキャスドリを。もし、マイさんが離席できない場合は、空いた時間にキャスドリだけ渡して下さい。」
「じゃあ、ちょっと待って下さいね。」
アイさんは手早く3つのコップを用意して、俺とアイさん自身の分のウーロンハイを、そしてミィのカシスオレンジジュースを用意する。その隙にミィが、カウンターの奥にあるスタッフルームから俺の席の前に、ひょっこりと現れた。
「あれ~ユウト君じゃん。今日の私、どうかな?」
ミィは今日のコスチュームを見せつけるように、スカートの裾をつまみクルクルと回る。ボリューミーなツインテールが広がり、フローラルで甘い香りがミィの周囲を包み込んだ。
普段の地雷系のメイクとは異なり薄めで透明感のあるメイクが、可愛くも落ち着いたメイド服によく似合っている。しかし、そんな清純系メイクからは、かけ離れたような……「ねぇ、似合っているでしょ。褒めて褒めて。」とせがむような表情をしていやがる……。
「似合っているよ! 似合ってる! ミィちゃんは何を着ても似合っているよ!」
「ハイハイ分かった分かった。」的な言い方をすると、ミィは頬を膨らませながらアイさんに抱きつく。アイさんは丁度飲み物をカウンターに置いた所で、ミィの事を抱きしめ返した。
「もっと言い方があるでしょ! ねぇアイさん、酷いと思わない?」
ミィがアイさんに抱きついた拍子に、アイさんとミィの胸が重なりグニュリと潰れ、メイド服の胸の上側に空いたダイヤ型の穴から、窮屈そうにしている二人の山脈が悲鳴を上げて溢れ落ちそうになっていた。
まるで、圧迫されたスライムのようなその光景に一瞬目を奪われるが、すぐに目をそらす。しかし、ミィは俺の視線に気がついたようで、ニヤニヤと笑っていた。
「アイさん、今、ユウト君がエッチな視線で私達の胸を見ていたから気をつけなきゃ。視姦されてユウト君のオカズにされちゃう。」
ミィは大げさに胸元に空いたダイヤ型の穴を両手で隠して身体をくねらせる。畜生、誰だよこんなに布面積が多いのに、破廉恥なメイド服を考えた奴は……。アイさんもノリノリでダイヤ型の穴を強調するように胸を寄せて前かがみになった。
「ユウト君、もしかして私達のおっぱいを見たいのかな~?」
どう答えれば良いんだ……この質問……。何と答えても火傷をするじゃねぇか!
「ね~ぇ~、答えてよ~。答えてくれたら、良い事して上げようと思ったのにな~……。」
アイさんは絡みつくように話す。アイさんもミィも完全に悪ノリ全開だ。しかし……良い事……とは……!? 男としては、聞き捨てならない。だが俺はこの二人を”そういう目”で見ている分けではなく……いや、本当にそうだろうか? 昨晩は二人に囲まれていたせいで興奮して眠れなかったし、現に目の前に餌をぶら下げられ、払いのけられないでいる。
二人共超美人で俺なんかとは釣り合わないが、そんな二人から与えられた最高のチャンスをフイにして良いのだろうか? しかし、俺にもプライドはあるし、今後ミィから散々イジリ倒されるだろう。
改めて二人の顔を見る。二人共、物凄く整った容姿をしており、芸能関係者に目を付けられたとしたら、その容姿とキャラクターでスターダムを駆け上がって行くことだろう。アイドルと兼業している娘の多いメルラブで、特に目立つ二人なのだから……。
そんな二人は今、その整った容姿を歪ませて、ニヤニヤと笑いながら俺をからかっている……よし、無しだな。
「隠せよ二人共。」
俺はカウンターに肩肘をつきながら言うと、ミィの後ろからそっと近づいてきたマイが、ミィの両胸を鷲掴みにした。ミィの両胸はマイの掌の中で形を変え、溢れた肉がゴム毬を潰した時のように指の間からあふれ出る。ミィは反射的に「ひゃんっっっ――♡」と、喘ぎ声とも叫び声てもつかない可愛らしい声を上げたかと思うと、マイの掌の動きに合わせて「いゃん……♡」「ダメェ……♡」とセクシーな声を発しながら、その手から逃れようと身体をくねらせた。
マイはミィの胸を乱暴に揉みしだきながら、アイさんの方を向く。
「アイさん、あっちのBOX席で呼ばれていますよ。温めておいたので、よろしくお願いします。」
と何でもないように話す。アイさんもマイに、
「あんまり虐めちゃ駄目よ。」
と一言だけ言ってから、俺と乾杯をして、それまでマイが接客をしていたBOX席へと向かった。もしかしてこれ、日常の光景なのか?
マイは「は~い。」と答えるが、分かっているのかいないのかミィの胸に指を立て、コスチュームの上から胸の先端を指先で摘まんだ。ミィの顔は蕩けきり、涙目になりながら口の端に涎まで垂らしていた。ミィの乳首の位置……そこなのか……じゃない。流石にこのままでは業務に支障をきたしてしまう。
俺はマイに
「キャスドリと追加のウーロンハイ。」
というと、マイは名残惜しむようにミィを開放して、手早く2杯のドリンクを作り始めた。俺の前には、ヨレヨレのベショベショになったミィだけが残った。
コメント
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うわっ第55話読み終えたよ〜!!😳💕 もうね、ミィちゃんの「視♡♡♡されてユウト君のオカズにされちゃう」発言で吹き出したんだけど??🤣💥 しかもノリノリでダイヤ穴強調するアイさんと、背後からミィちゃんの胸鷲掴みするマイさん…この店やばすぎて好き(褒めてる)!!!笑 ユウト君の「隠せよ二人共」ってツッコミも含めて、全員の距離感と悪ノリがエモすぎて読んでてニヤニヤ止まらなかったよ〜😭💕 尾津さん、毎回キャラの掛け合いが絶妙すぎる…!!