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モンド。
思えば美しい場所だ。小鳥はさえずり、子供達は自由に、平和に暮らし、草木は揺らぎ、風は歌を運ぶ。
「………こんな平和が続いてるのも…”闇夜の英雄”のお陰なのかな…」
「_レンネ様」
突然、背後から声がして振り返る。其処には青年、レンネの”部下”が居た。
「…んお?どったの?」
「公子様がおいでになさったようです。」
公子。その名を聞いただけでレンネは毒を飲んだような苦い表情をした。
「げぇッ!?!?公子!?!?今日合同任務の日だったっけ!?!?
………あ”ー…逃げy「あははっ、誰から逃げるって?」ヒョエッ」←
背後に居る。公子が、一番嫌悪してる奴が……。
「やぁレンネ!!
久しぶりだねぇ元気だったかい?」
逃がすまいとでも言われているかのように、背後から肩をぽんと叩かれた。
…もう逃げ道はない。
……諦めよう……
「アー、ウン。ゲンキダッタヨ、ウン。」
「あははっ、なんでそんなにカタコトなんだい!!!ww俺を見るといつもそうなるね?」
「ソウカナ?ソンナコトナイトオモウケドナ…??」
「ははっ、本当かなぁ…?」
帰りたい。
一秒でも早くコイツの傍から離れたい。
早く明日になってくれないだろうか。バルバトスさんの歌で癒されたい……。
…いや、明日までの辛抱だ。頑張ろう。
バルバトスさんとの約束のお陰でそう思えた。
「それで、任務の内容は?」
公子が部下の一人に尋ねる。
「公子様、レンネ様のお二人で博士様がモンドに残した遺跡守衛に関する資料をスネージナヤへ持ってこい。との命令です。
また、その資料は現在、西風騎士団により管理されているようです。」
西風騎士団。
確かモンド城内にある騎士団だ。
「…今騎士団内の何処に資料があるか分かるかな?」
レンネは部下に尋ねた。
「それが…現在では何も。」
「んー。そっか、なら良いや。
俺達は騎士団に潜入して資料を探して持ってくるから、お前達は騎士団の外で待機しててね。少数で、勿論騎士団の人間にバレちゃ駄目だよ。」
部下達は承知しペコリと頭を下げた。
そして、風と共に静かに消えた。
「ははっ、それじゃぁ行こうかレンネ!!」
公子がニコニコと笑い言った。とても嬉しそうだ。
……何でそんなに嬉しそうなんだ……??←
「…ナンデソンナ二ウレシソウナンダ…?」
思ったことをそのまま口に出した。
「それはもちろん!!レンネと任務に行けることが嬉しいからだよ」
「…………。」
…なんだコイツ。←
無駄に顔が良いんだよな。←
イケメンだ。クッッッソ……。
……クヤシイ”““ッッ…………(())
「……公子さ、一回殴って良い?」
「え??」
コメント
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ご察しの通り!!!!!!!!レンネたそはファデュイです!!!!!!!!!!!!!!!!あれね!!!!!!!!始めたばっかの人にいうと文ストでいうポートマフィアね!!!!!!!!!!!!!! ちなレンネってのは本命じゃないですからね。ほら、ファデュイってコードネーム的なのがあるじゃないですか?それです。はい。 現場からは以上です。