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禁域《ペンタ》で出会った少女《アモ》に案内されおそらく、ペンタで唯一の建造物に連れていかれたラムレザル一行。


「…すんげぇ豪邸なことで…」

「歩いてる途中からここ見えとったけどほんまにこれが家じゃあ思わんかったわ」

「誰も住んでないと思ってたんだが…」

「(この高さ…天界行けそうじゃね?)」


一同が塔を見上げているとアモが重そうな扉を開けた。

中に入ると薄暗く、あちこちにある扉は頑丈にロックされ、一部の壁は崩れかけていた。


「(怪しさ100%…)」

「リビングはねちょっぴり散らかってるからアモの部屋でおもてなしするね?ていうかもうマスクとろうよ。この中には臭いの入ってこないからマスクとっても大丈夫なの!それに…アモとお話したいのにみんな顔見せないってなんかヤじゃなぁい?」


それは一理ある。

一応、こっちは話を聞きにきた側なので相手の出す条件はある程度飲むべきだろう。

そう思ったラムレザルは1番先にマスクを外した(マスク着用義務がないので別に付けなくてもいいのだが)

アモの部屋に通され、全員がマスクを外すとアモは歓喜の声をあげた。


「かっこいい!かわいい!しぶい!みんなのお顔見れてうれしいなあぁ」

「”最上階に自室。以外にファンシーインテリア” と」

「記録せんでいい」


たしかに、アモの部屋には可愛らしいものが沢山置かれていた。


「さぁさ!でっ何語る?」

「天界と下界を行き来できるヤツについて聞きてんだ。あんたがそいつを見たって聞いてそれで会いに「あっじゃあねぇ、好きなタイプのお話ししよっ!」

「「え?」」


ルドの話を遮ったアモはこの場に似合わないことを言い出した。


「アモはねぇ匂いが強い人が好きなんだ顔よりも匂いが大事なの。だからそうね…この中ではおっきぃおじさまとそこの青いおねえさんが好み♡うふふ」

「悪い。1個も理解出来ないんだが…」

「同じく…」


“この女絶対ヤバい女”と確信したラムレザル。


「お嬢さんあ〜…恋バナが情報料ってことですか?」

「おい!エンジンやめろ!このタイプは…「情報…料…?」

「オレらは天界に行くための情報を聞きに来たんだ。その情報料が恋バナってのはちょっとあれだが…付き合うぜ」


エンジンを止めようとしたラムレザルだったが時すでに遅し。

アモがわなわなと震えだし怒り始めた。


「なによそれなによそれ!!アモとお話したいんじゃないの!?なのに…あんたの言い方まるでアモを “利用” しようとしてるみたいよね!!なんなのなんなの!?」

「あーヤバいな」

「お前なぁ…こういうタイプはいっちばんヤベぇって散々教えたろ」

「ウソでもいいから “会いたかっただけ” とか言って喜ばせてよ!!」

「いいか?穏便に事を納めろよおまえが揉め事起こしたんだかな」

「任せろ……あー、お前にも興味はあるよ」

「ウソついてんじゃねえよ!!!」

「てめっ、この馬鹿野郎!!さらに怒らせてどーすんだよ!?」

「めんどくせぇなあもう!!」

「誰のせいだと思ってんだ!!?」


エンジンを揺さぶりながらさらに揉め事を起こしたことに対して怒るラムレザル。


「あんたはもうタイプじゃない!!」

「ちょっと黙れ!ぺちゃんこ!!あと服着ろバカ!!」


揉め事を起こすなと言った矢先に自分からまだも揉め事を起こしたラムレザル。

この2人以外のメンバーは頭を抱えたのは言うまでもない。


「女のファッションに口出しする人…あんた今までで1番最悪よ…絶交よ」


その瞬間、場の空気がピリついた。


「お友達にもしてあげない」

「…やっぱり人通者だったか」

「…!?それ…そのマークは…」


ルドの視線はアモの履いている靴に釘付けになっていた。


「あとはよろしくねおじさま♡」

「?」

「うん」

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