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『 僕には、大切な親友が居ます。 』
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ひらひらと淡い桃色で色づいている花びらが舞い落ちる季節。
数日前、また新しい一年が始まった。
ただ、僕がこれから過ごす一年は最後の高校生活を送る一年を迎えたということになる。
「 はぁ、 」
今更だが、改めて新たな一年が始まったことを実感してしまうと、思わずため息をついてしまった。
クラスの周りの奴らは、やはり2年という長い時間で友達が沢山できているので各所でグループが出来ている。
しかももう進路の話をしているところがある。
まだ4月だぞ、3年生生活が始まったばっかだっつーの、どんだけせっかちなん?!(?)
コホン、まぁ……そんな感想は置いておいて、僕はこの一年をどう過ごすかなんて考えてなどいない。
悲しいことにね、新しいクラスには今まで仲良く喋っていた友達が一人も居ないというね!おい教師ぃ!!!
そう、つまり喋れる友達がいない=クラスで現在ボッチ状態ってことさッ☆
「 ……暇やなぁ… 」
僕の席は窓際の一番うしろという小・中学の間だと先生にあんまバレないんじゃね?とで有名な端っこの席だ。
一瞬ラッキーって喜んだけど、視界的に変なことしたら一番バレるやんけ?!とか、これ下手したら陰キャなの更に目立つのでは?!とか、いろんなことが頭によぎった。
もうなんか逆にツイてないんやけど()
「 お前らーさっさと席につけー! 」
「 あ、もう時間か…… 」
先生が、未だに喋り続けているクラスの奴らへ声を掛けながら教室へと入ってくる。
時間に気がついたのか、「 はーい 」と渋々ながら自分の席へと戻っていく。
いつも通り、朝のホームルームが始まった。
また今日も、いつもと同じ何も変わらない一日を過ごすと思ってた。
というか面倒事に絡まれたくないため過ごしたかった。
はずなのに…!!!
「 これからよろしくな! 」
「 あ、あぁ…… 」
転校生が来るなんて聞いとらんって!!!