コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
二人が大量発生のポイズンスパイダーを倒したあとボスの強個体も倒し更にフルヘルスだった事がまたネット掲示板にて話題になる。
『【速報】破滅を呼ぶ戦姫プリンちゃんまたも異例の事態を巻き起こす。』
1:最初の街の東門の先の洞窟にてポイズンスパイダーの大漁発生が起こるもプリンちゃんとそのお友達と思わしき人物が全て片付けた後、ボスの強個体をもフルヘルスで討伐した模様
2:???
3:日本語で書いてあるのに理解が追いついてないんだが?
4:プリンちゃんって例の初心者だよね?
5:始めて多分一週間位のマジモンの初心者だね。
6:その洞窟って確か初心者の登竜門とか言われてるはずだよね?てことはプリンちゃんってゲームセンスが抜群ってこと?
7:かもしれんけど、それ以上に恐ろしいのがそのお友達は今日始めたばかりのゴリゴリの初心者の筈なのにフルヘルスで帰ってきたことだよね…。
8:しかもさらに恐ろしいのがその両方が初期装備で挑んでるところよ。
9:おっとぉ?果たして2人は人間なのかな?
10:ここで新情報をひとつ。偶然その洞窟に向かうところをたまたま見かけてそこで聞いた話だとなんでも、ステータスは極振りにして遊んでる模様。
11:やっぱり人辞めてるじゃん
12:プリンちゃんは力と素早さにしか振ってなくてお友達は魔力と魔法攻撃力に振ってるらしい。
13:ガチガチの後方支援とヒットアンドアウェイの前衛職なの奇しくも相性抜群なんよな
14:※なお、火力でゴリ押す脳筋デュオではある
15:ちなみにお友達の名前はミーシャさんで彼女が例の洞窟で他のプレイヤーに啖呵切ってたので、見た目にそぐわず結構大物ですよ。
16:啖呵切ったって何言ったんだよww
17:入口でモジモジしてるヤツらに対して「何モジモジしてんだよ。臆病者共が。」的なことを言い放ったのよ
18:初心者装備の癖に大口叩いてんなぁw
19:でもそれを言えるくらいの成果を持ち帰ってきてるからなぁ。
20:どうせ複数のアカウント持ってるだけだろ?それであたかも初心者のフリしてるだけだってのww
21:初心者に僻みをする熟練者恥ずかしぃw
22:別に僻みでもなんでもなく、事実だろww
23:じゃあお前今度のイベントに参加して実力示せよw
24:やるまでもなく俺の勝ちだろw
25:負けるのが怖いんだねぇ^^
26:そもそも装備が初期装備の時点で相手にならないから勝ち負けのラインに立ってないんだよな
27:相手が装備を新調するとは思ってないところがあまりにもおつむが足りてないw
28:逆に見たいか?初狩りしてるところwwそれ望む辺り俺よりよっぽど性格クソだなwww
29:負けんのが怖くて他責し始めるとか流石ネット掲示板に入り浸ってるニートだなw
30:これあれじゃね?そのミーシャちゃんに罵倒された有象無象の一人で陰口言ってるんだろww
31:だとしたら子供に言い負かされてる可哀想な大人っていう構図になるのかw
32:じゃあ俺らが精一杯ヨシヨシしてやらないとなw
33:よちよち怖かったねぇ?ww
34:初期装備のさらにガチモンの初心者に煽らた挙句フルヘルスで帰ってきて実力負けして悔しかったねぇ?ww
35:泣きたい時はママの胸の中で泣くといいぞ?w
36:お姉さんがよ〜しよししてあげようかぁ?ww
37:ヤメタレwwもうそいつママのところで泣いてるからwww
38:草
39:大の大人を言い負かした挙句泣かしたのかミーシャちゃんw
40:じゃあ今日からミーシャちゃんにはそういった冷たい言葉を浴びせて嘲笑う感じをとって【冷笑の女帝ミーシャちゃん】と呼称しよう!
41:文句言ってた奴はそのうち豚になりさがるのか…w
42:『ミーシャ様もっとわたくしめを罵倒して下さいましィ…ブヒィ』てか?www
43:もうやめて彼のライフはとっくにゼロよ!ww
44:庇うお前まで笑っとるやないかw
「クシュン!」
「なに?この世界でも風邪っていう概念あるの?」
「そんなわけないでしょうに…。多分あれよ、噂されてんのよどっかで私の事。」
「そんな噂されるようなことしたっけ?」
「フルヘルスで強個体のクモ倒したのがいけなかったのよ。しかも初期装備で!」
「いけちゃうのが悪い。」
「いやまぁ……それはそうだけど………。」
「とにかく今は今後どうするか考えよっか」
「例のイベントに向けてよね?」
「けどさ?一週間後と言われても私らやれること少なくない?」
「今ある僅かな軍資金で足りない装備を買っても上昇値は僅かだからねぇ。」
「やっぱり素直にレベル上げるしかないのかなぁ?」
「そんなプリンちゃんに朗報です。楽しく、かつ装備も手に入り経験値も美味しいそんな都合のいいイベントがございます!」
「はい?」
「さっきの洞窟なんですけども、ボスは二体いる的な話したの覚えてる?」
「あぁ、なんか私らが倒したポイズンスパイダーは片方のボスみたいに言ってたね。」
「あの洞窟には実はもう一体ボスがいるんです。まぁ、普通は会えないんでシークレットボスと私は勝手に呼んでるんだけど彼を倒すとボスドロップで彼の武具が手に入るんです!」
「よし行こう!」
「即答すぎる!?ちょっとは考えていこうとかないのか!?」
「ほら、早くレベル上げないといけないんだから!!」
「戦闘民族か己は!?宇宙の帝王に雇われた挙句滅ぼされた宇宙人の血を引いてるだろ」
「誰がサ○ヤ人よ!?」
「とにかく、そのボスを倒すのが今の私らにはぴったりな反面そもそも会えるかが怪しいんだけど…。」
「ドユコト?」
「彼に会うには隠し部屋を見つけないといけないんだけど、この隠し部屋が時間経過ごとにランダム変わるらしいのよ。しかも現れる場所に規則性がないとか…。」
「見付けるのめっちゃ困難じゃん。」
「でも見つけて倒せた時のリターンは大きいので行く価値はある。」
「時間を捨てて一発ドデカイの当てるかその逆か…。」
「ちなみに私は現実的では無いのでまだ、アンタが有名になったクマを倒す方が堅実だと思ってる。」
「じゃあその隠し部屋のボス行こっか!」
「詳細聞いてもなお行く姿勢は変わんないのね…。」
「学生である私らがちまちまレベル上げなんてやってられないからね。」
「あんたが単純に夜に弱いのがいけない。」
「十二時回る前には眠くなるの当たり前でしょ!」
「それ以降までやると遅刻確定だもんねアンタ。」
「生活リズムが整ってると言ってもらおうか?」
「今どきの小学生でもそこまで早寝早起きしないわよ?」
「私の体はそう起きるようにプログラミングされちゃってるから仕方ないでしょうに!」
「それじゃあちょっと休憩してからまたあの洞窟に向かいましょうか。」
「は〜い」