🖤side
🖤阿部ちゃん…っ!もっと…っ早く動いていい?
阿部ちゃんの中はあったかくて、いやらしくうねっていて、それでもまだ刺激が足りなくて、俺はもっともっとと欲しがってしまう。
俺の下で苦しそうに喘いでいる阿部ちゃんが、蕩けるような視線を送ってくる。
空気が薄いとでもいうように、ぱくぱく口を動かしながら、やっとで、言った。
💚めめ…っ、め…めの…好きに動いていいよ?
ドキュン。
ピンポイントで心臓を撃ち抜かれたような可愛らしい阿部ちゃんの上目遣いに、俺のものはまた一段と大きさを増した気がした。
腰の動きに合わせ、少しずつ俺の限界が近づいてくる。
仰向けのまま、俺を見上げる阿部ちゃんと、阿部ちゃんを見下ろす俺と。
最後に唇を重ねて、俺は阿部ちゃんの中に、欲望を吐き出した。
🖤すごくよかった。ありがとう阿部ちゃん
行為後のピロートークは、俺が大抵後ろから阿部ちゃんを抱きしめる形で始まる。
あんなに乱れてよがっていたのに、阿部ちゃんは終わった後、あまり可愛い顔をこっちに見せてくれない。いや、恥ずかしいのかな。
そんな阿部ちゃんも愛しくて、丸見えのうなじにキスを落とした。
💚やっ……
甘い余韻が阿部ちゃんの身体にまだ熱を残しているのか、ちょっと触っただけでも感じているのが可愛くて思わず二回戦を想定する。
自分の腰のあたりに、俺のものが再び勃ち上がりかけたのに気づいた阿部ちゃんが、もじもじしながら言った。
💚今日、翔太たちが来る日じゃなかった?
🖤やっべ!忘れてた!
俺は慌てて壁掛け時計を見た。
午前11時の少し前。
今日はオフで、俺の家に岩本くんとしょっぴーが遊びに来ることになっていた。
ガバッと起き上がり、慌てて下着を穿く。
🖤阿部ちゃん、先にシャワー浴びる?俺、ちょっとこの部屋片付けないと!!
💚もー。やっぱり忘れてるじゃん
🖤早く言ってよ〜
💚知らないよ///言おうとしたら、めめが……
俺はそこらに脱ぎ散らかした服と、コンドームと、ローションと、とりあえず目につくやばいものは手当たり次第に回収して、クローゼットに投げ込んだ。
🖤阿部ちゃん、早くシャワー浴びて!!換気もしなくちゃ!!!
💚もー。翔太たち、何時に来るの?
🖤わかんない。昼前って言ってた
💚えっ
ピンポーーン
俺たちは顔を見合わせた。
終わった………………
コメント
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片付け間に合わなかったかな❓笑