テラーノベル
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#完全オリジナルストーリー
璃空
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『カチ カチ カチ』
暗い部屋に、静かな秒針の音だけが刻まれる
わずかなカーテンの隙間から、光が漏れた
外はもう明るい
起きなければならない時間だ
私は、ゆっくりと寝ぼけ眼をこすりながら起き上がった
カレンダーを見ると、3月9日。
中学の卒業式の日だ。
LIME『こさめ〜?起きてる〜?』
ぼんやりとカレンダーを眺めていた私は、LIMEを見てハッとする
件名は親友の優里から。
登校時間が過ぎていた
小雨「いかなきゃっ」
私はドタバタと忙しく準備を始めた
今日は中学最後の日。
私が1人になったのは、丁度一年前
小雨「行ってきます」
これは大切なことを忘れている私が、
貴方を思い出すまでの物語だ
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