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コメント
2件

わぁぁぁめっちゃ好きです💕 酔った勇馬君がめっちゃ積極的になるの最高に尊すぎます…✨😭 それに翻弄される拓也君が、めっちゃ我慢して手を出さないところが本当に拓也君らしくて、解像度高すぎてニヤニヤしちゃいました…✨ 後、毎回コメントしちゃって大丈夫ですか? もしご迷惑だったらすみません💦
酔っ払った😻に翻弄される🍓
最近はこの2人のイラストXにあげてます。 ぜひ🤩
ライブの打ち上げ。
珍しくハイペースで飲んでいた勇馬は、完全に出来上がっていた。
「……ねぇ、たくやぁ。お前、さっきから遠いんだけど」
ソファの端に座っていた勇馬が、ずりずりと這い寄ってきて拓也に身を寄せる。上気した頬、とろんと潤んだ瞳。いつものツンツンした面影はどこへやら、今の勇馬は無防備な塊でしかない。
「ちょ、近いって……! ほら、お水飲んで。ね?」
拓也は顔を真っ赤にしながら、必死に勇馬の体を支える。
(……近い。……酒の匂いと、勇馬くんの甘い匂いが混ざって……心臓が死ぬ……。ダメだ、理性、頑張れ俺……!)
内心、千々に乱れる拓也の葛藤など露知らず、酔っ払った勇馬はさらに追い打ちをかけてきた。
「……たくやぁ。お前、俺のこと好きだろ?」
「……っ!? ……な、何言って……」
「隠しても無駄だぞ。……ほら、顔、真っ赤だし」
勇馬はニヤニヤとだらしない笑みを浮かべると、拓也の首筋に腕を回して、グイッと自分の方へ引き寄せた。鼻先が触れそうなほどの至近距離。
「……ねぇ。……ちゅー、しよ?」
「………………はっ!?」
拓也の思考が完全に停止した。
目の前には、少し開いた唇と、誘うような熱を帯びた視線。
「据え膳食わぬは……」という言葉が脳裏をよぎる。今、ここで重ねてしまえば、勇馬はきっと抵抗しない。それどころか、もっと深く求めてくるかもしれない。
「……いいだろ? 減るもんじゃねーし。……ほら、拓也からしろよ」
勇馬が目を閉じ、無防備に唇を突き出す。
拓也の喉がゴクリと鳴った。手が、勇馬の頬に伸びかけ——。
「……っ、いや、ダメだ!! ダメダメダメ!!」
拓也は弾かれたように立ち上がり、勇馬をソファに押し戻した。
「……えー。なんでだよぉ、拓也のケチ」
「ケチとかじゃないから! これお酒のせいだから! 明日絶対後悔するやつだから!!」
拓也は爆発しそうな顔を両手で覆い、天を仰いだ。
(……死ぬ。マジで死ぬ。可愛すぎて犯罪レベルだろ……! でも、酔っ払いに手を出すのは男として最低だ……。耐えろ、俺! 聖人君子になれ!!)
「……ふわぁ……。拓也がしてくれないなら、もう寝る……」
勇馬は不満げに唇を尖らせると、そのまま拓也に抱きついたままスースーと寝息を立て始めた。
「…………。」
静まり返った室内。
膝の上で幸せそうに眠る、世界一可愛い「酔っ払い」。
拓也は、自分の心臓の音が勇馬に聞こえてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながら、震える手で勇馬の頭をそっと撫でた。