side ぺいんと
俺は今ぐちーつと一緒に
らっだぁを探しに行ってる
今日らっだぁと一緒に出かけたいなって思って
運営国にいたらみどりくんが
いないって言うから…
にしても…
「今日風強くね?」
俺の髪オールバックになりそう…
「強いよね今日…俺めっちゃ寒い」
そういえばぐちーつ結構薄着だ!
俺パーカーだからちょっとマシだけど…
「上着持ってくればよかったね…」
そんな話をしながら森に着いた
らっだぁここにいるとは思えないけど…
「既読もつかないなぁ…」
ぐちーつが呟く
らっだぁって結構返信早いよね基本
出かけてるなら何かあったのかな…?
「早く探そ!」
そう思い森木入ってく
しばらく歩いていくと見覚えのある姿が見えた
青いニットに赤いマフラー
紺っぽい髪色に青い瞳
「「らっだぁ?!」」
おれとぐちーつは同時に驚く
本当にここにいたんだ…
ぐちーつがらっだぁに触れる
「冷た!らっだぁどんだけ外にいたんだよ!?」
ぐちーつの反応を見て俺も触れる
めっちゃ冷たい
「いちばん近い国どこ?」
「国より小屋が近い」
俺がぐちーつに聞くとぐちーつはすぐに答えた
小屋か…すぐに行った方がいいしそこにしよう
俺らはらっだぁを運び、
近くの小屋の中に入った
side ぐちつぼ
小屋の中には特に何も無い
なにか保管されているわけでもなく空っぽ。
誰がなんのために立てた小屋か分からない
小屋は定期的に手入れされているのか
蜘蛛の巣はなく、埃は少ししかない
少しの間小屋を見渡していると
らっだぁが目を覚ます
「…え、ここどこ?」
らっだぁが困惑の表情を浮かべ
俺らを見つめる
「お前が木に寄っかかって意識ないしめっちゃ冷たいから近くの小屋に運んだんだよ。心配したんだからな!」
ぺんさんがらっだぁに向けて言う
深くは聞かないでおこう
俺はそう思っていたが
ぺんさんも同じ考えのようだ
らっだぁが話す時に話してくれる方がいい
「…ありがとう。ぐちつぼとぺいんとは俺がなんで運営国にいなかったか知ってる?」
らっだぁが問う。
その聞き方だと用事があって出たわけじゃない
…運営国内で何かあったな
みどりくんも詳しいことは言ってなかったし
「知らない…」
ぺんさんは答える。
俺は何も言わなかった
「本当に酷い話だけど聞いてくれる?」
「いいけどここで話す?小屋だから外に人がいれば聞こえるし寒い。移動できる体力があるなら限界国か日常国に言って話さない?」
俺は提案をする
話しやすい環境といえばこの小屋は
話しにくい環境に入る
でも酷い話といった…
国の人に聞かれる心配があるのかもしれないが
俺らの権限でどうにかなるだろ多分
「そうだね、移動する体力はあるよ。」
「じゃあ日常国行こうぜ!」
ぺんさんが日常国のある方向を指す
俺らは頷き小屋から出る
らっだぁはずっと暗い顔を浮かべていた。
今変に何か言うよりいつも通り接した方がいい
「なーにそんな顔してんだよ!心配しなくていいだろ!」
「そうだぞー!」
俺がそういうとぺんさんも頷いてそういう
「あ!ぺんさん便乗したな!?」
「するでしょ!そこは!だよならっだぁ!」
俺がぺんさんを見て言うと
ぺんさんはらっだぁをみてらっだぁに投げかける
「俺!?いやー…便乗して…た!」
らっだぁが笑いながらぺんさんに言う
いつも通り笑い合いながら日常国へと向かった
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