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明は、小学四年生。
ある日公園で、出会った一人の女の子ユキ。
その女の子は、不思議な力を持ってこの現実世界に降りたった。
その子の力は手をかざすだけで異世界の入り口を開いてしまうことが出来た。
ユキは「異世界においで」と明に声を掛けて、異世界の入り口へと言われるがままに異世界のピューレ王国へと足を踏み入れた。
その国には伝説の魔法呪文を持った王が「此方へ来てくれ、今から額に呪文を唱え、あなたを勇者として向い入れる時が来たら、また来てくれ」と明の額に魔法の呪文を掛けた。
ユキは「明、此処にいたのね?私は、ユキ。このピューレ王国の世界を明が大きくなってから守って行く事になるわ。」と話をした。
明が「僕がこの世界を守る?」とまだ半信半疑で分からないことが多く、このピューレ王国を守ると言うユキとの約束を守る事になるとは、まだ明も知らないで居た。
ユキは現実世界の扉を開けて、明に「このネックレスを持って居れば、現実世界への扉が開け、異世界に行けるわ」とダイヤ型のネックレスを貰った。
明が「ありがとう。」と言うと、不思議な黄色いもやの中へとユキは消えていった。
明が「此処らへんの子じゃないな。どこの子だろう?」と見た事の無い女の子から頂いたネックレスを首に掛けた。
明は授業中、居眠りをしてお昼を食べて、家に帰った。
明は試しに外に行って手をかざすと、異世界の扉が明の手の前で開いた。
明は「すごい、これは夢じゃない。どうしてこんなものを僕に」と驚いた顔をしていた。
馨が「明、今からお昼よ。来なさい」と声を掛けられて、明が「はーい、今行くよ」と返事を返して一階へと駆けて行った。
明は「さっき、公園で不思議な女の子に出会ってユキって子。知らないけど、突然黄色いもやで消えて行ったよ」と言って、首に掛けたネックレスを母親の馨に見せると「あら、これネックレスね。ダイヤ型で黄色いネックレス、高価そうね」とネックレスを見て答えた。
明が「これで現実世界から異世界のピューレ王国に行けるみたい。僕にはまだ分からないし、状況が掴めないけど、ピューレ王国を守る為にこのネックレスを貰ったからさ」と母親の馨に話をした。
馨は「ふーん、そうなのね、でも現実問題まだ小さい明には難しいわね。もう少し大きくなったらこの問題を解決する事が出来るわよ。」と明を励ました。
明は「ありがとう。僕大きくなったら、このピューレ王国を平和にする為に勇者として戦っていつか立派な剣士になってみせるよ」と意気込みを込めて馨に話をした。
馨が「お、それでこそ、私の息子ね」と明の事を少し見直した。
そして、明は、いつか今より大きくなって異世界のピューレ王国へと想いを馳せるのであった。