おれはべらんだでなみだをながした
竜『うわんぐすぐすぴえん…。』
りゆうはにいちゃんのめいにちだからだ
かなしいな、つらいな
竜『うわぁんうわぁんぐすんぐすん…』
俺はベランダで夜空を眺めながら
竜『…兄ちゃん、今日は兄ちゃんの命日だな』
そんな事をぽつりと呟く
あの時…俺と兄ちゃんが一緒の任務の時、兄ちゃんは俺を庇った
あの時俺がしっかりしてなかったから、あの時俺がきちんとしてきれば…。
なんて、今更後悔しても遅いよな……w
竜『俺、兄ちゃんが守ってくれた命だからさ、毎日頑張って…感謝して生きてんだよ?w』
兄ちゃんが守ってくれたから、兄ちゃんが助けてくれたから、兄ちゃんが沢山愛してくれたから、兄ちゃんと沢山頑張ってきたから
俺は一日一日を感謝して生きてる。
そのおかげか…多少生きる気力は湧いている
竜『そういえばこの前さ…兄ちゃんの昔使ってた警棒、見つけたぜ??埃まみれで凄かったわw』
兄ちゃんが目の前に居るように空に向かって語りかける
何故かって?
あの空の向こうに 兄ちゃんが居るような気がしたから。
……。
竜『……兄ちゃん…ッ……。』((ポロッ
だが、やはり、実の兄を亡くした そう考えるととても辛い
今まで笑って泣いて喧嘩して、でも仲直りして、共に生きてきた兄貴がもう居ない
辛いよ、悲しいよ、また笑おうよ、話そうよ
また喧嘩して……一緒にボロボロになろうよ
それでさ、一緒に”ごめん”って謝って笑うんだよ
気分転換に喧嘩行くか、って言って一緒に喧嘩行って
勿論勝って、一緒に煽んだよな
“もっと強くなってから出直してこい”って
そしたら相手泣きながら帰ってさ~…w
竜『…ッ…ぅ”あ”…ッ……』((ポロポロッ
ねぇ、兄ちゃん もう俺よく頑張ったよ
兄ちゃんに沢山感謝してる、ちゃんと生きないとって思ってる
でも やっぱり辛いよ
ねぇ、兄ちゃん 俺、もうさ…。
『竜胆、よく頑張ってるよ。』
竜『………!!』
嗚呼
竜『………。』
兄ちゃんは
竜『……ありがとな。』
ちゃんと見てくれてんだな____。
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蘭ちゃんを甦らせる魔法をかけたい。