おはよう~笑っ
おはよう優樹菜、
「ねぇ希望校決まった?」
「秘密よ笑っ」
「なんだ…」
おはよう~笑っ
わあっ自転車で追い越された神野新之助、
離れて歩いてきた真山龍之介の従兄になるけど同じ歳、
おはよう~笑っ
「成美?…髪の毛切ったの…」
菅野成美、眼鏡を外してた?…
ねぇ万梨子…
優樹菜…成美さん変わったね…
「彼女振られたとかっていってたよ」
相手は?…
佐藤優弥、
「眼鏡の秀才に振られたの?…」
キャア!?成美どうしたのよ!
愛子おはよう~笑っ
彼女を見た時が最後だった。
自殺したっていう
クラスで大騒ぎになってた
「ねぇ龍之介」
「なんだよ…万梨子…」
「菅野成美が自殺したっていうのよね…」
「成美さんが…」
川井久美子、山口吉奈、松野優樹菜、真山龍之介、
神野新之助、お前達に話があるって先生に言われた。
担任の藤田洋介、
放課後に集まった。
他の生徒達に乗る?
うん頭の良い菅野成美が亡くなった事を話したが。
誰かと居た事を見た人がいた。
情報を集めて欲しい。
「桜井さん…あなた身体大丈夫なの?」
前から見たら血色が良くなってた。
私今は健康的になってた
藤田先生が見えた
通夜、待ちなよ。
城山さんー入って頂きたい。
私は顔をあげた。
《お義兄さん…?》
事情を話してくれた。
「私のクラスに援交関係した人がいて、菅野成美を見た人がいるからって電話がきた。このクラスでそんな事してる人がいないかと」尋ねられた
「城山先生!!」
「私達は義務教育者だ!責任上保護者に申し訳ないよ」
「お義兄さんー!!」
万梨子…
「そんな事で姉さんと別れるのかって問い詰めた。子供出来たって喜んでたよ!」
「しないよ…万梨子の身体が良くなったからって義妹に迷惑欠けない」
「いませんよ」
生徒会長の長谷川凌が立ち上がり、相談窓口の成田華子が立ち上がり
「私の友人の菅野成美がそんな事してたのか…」
華子さん…
トップクラスで人気者、
「成田さんと菅野さんが仲良かったの?…」
「ごめんね…彼女とは私幼稚園からの幼なじみよ」
「立ち上がり私は相手は誰なのかを突き止めたい!」
「自殺に追い込んだ相手を!!」
「先生~良いですよね」
「城山先生~俺達も菅野さんの相手を」
「お前達…」
「先生、通夜、告別式いつですか?…試験前に捕まえて?」
「菅野さんの親に聞いてみるよ」
一週間後の通夜、
一人の刑事が付いてた。
藤田先生、義兄の城山先生、他の生徒、私達学生服で出席した。
佐藤優弥?…
「先生、ごめんなさい、俺の友人の兄が菅野を誘い出した」
「好きになり」
「名前は?」
戸沢義樹、兄は暁、
喪服姿で兄弟が顔を見せた。
あ?
「「ええ…」」
「「マックの定員だよ!」」
私だけが知らなかった。
一度声をかけられた。
病院の前で薬を貰いに行った時、
イケメン面構え、
すみませんでした。菅野成美ちゃんが綺麗になりたいって言われて、麻薬を呑ませてた。
それが彼女が女の子になってた時に副作用をおこした。生理痛の痛み止めを服用してた事が
逮捕された。戸沢暁
二度も逮捕歴があったという
成田華子が
成美~良かったね
泣いてた生徒会長の長谷川凌と抱き合ってた。
一件落着ねぇ。
「万梨子?…」
「具合悪いのか?」
「初めての経験よ笑っ」
目頭が熱くなった。
肩を抱いてくれた。神野新之助さんが
「桜井さん…俺と付き合わないか」
クラッ…
「万梨子さん?…」
「おい、龍之介?」
万梨子~!
眼を開けたら
龍之介?
良かった笑っ
離したら、うろうろしてた義兄の城山が
まったく、新之助だのか、龍之介なのか…
兄さん、私勉強仲間だよまだまだたくさん勉強するからね笑っ
オウ…