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prak 微tgak 地雷彡↻
「」: 台詞
『』: 心情
ak side
六月。
梅雨に入った。
朝から雨が降り続いている。
教室の窓には雨粒が何本も流れ、グラウンドは水たまりだらけだった。
ak「はぁ……体育なくなったー!」
akは机に突っ伏した。
ak「サッカー楽しみだったのにぃ!!!」
pr「そんなに好きなの?」
隣から聞こえた声。
prだった。
ak「あ、うん!」
pr「意外。」
ak「え?」
pr「運動できなさそう。」
ak「ひどっ!」
思わず笑ってしまう二人。
それを見たクラスメイトたちは小声で話し始める。
「最近さ。」
「あの二人仲良くない?」
「転校生、akとしか話さなくない?」
prは聞こえているはずなのに、何も言わなかった。
ただ、シャーペンを握る手に少しだけ力が入る。
昼休み。
雨はさらに強くなった。
ak「購買行こー!」
akは教室を飛び出す。
廊下を走ろうとした瞬間──
ak「危なっ!」
床で滑った。
ak「うわっ!」
倒れると思った、その瞬間。
ぐいっ。
腕を誰かにつかまれる。
「……。」
prだった。
pr「だから走るな。」
ak「あ、ありがとう……。」
近い。
顔が、思ったよりずっと近い。
ak「あ、ご、ごめん!」
akが慌てて離れる。
prも何も言わず手を放した。
でも耳だけが少し赤かった。
pr『……危なかった。』
prは心の中で小さく息をつく。
pr『抱きしめそうになった。』
放課後。
雨は止む気配がない。
ak「あー……。」
akは靴箱の前で困っていた。
ak「傘忘れた。」
「……。」
隣にはpr。
黒い傘を持っている。
ak「コンビニで買うか。」
akが財布を探す。
ak「あれ?」
ポケットにもない。
教室に忘れた。
ak「最悪……。」
その様子を見ていたprが、小さくため息をつく。
pr「……入れ。」
「え?」
pr「傘。」
「いや悪いよ!」
pr「風邪ひく方が面倒。」
「でも……。」
pr「ええから。」
ぶっきらぼう。
だけど、その声はどこか優しかった。
「じゃあ……。」
二人は一本の傘に入る。
思っていたより距離が近い。
肩が何度も触れる。
「あ、ごめん。」
pr「……別に。」
雨音だけが響く。
不思議なくらい静かだった。
「ねぇ。」
akが口を開く。
「prくんってさ。」
「前の学校ではどんな感じだったの?」
prは少しだけ歩く速度を落とした。
pr「普通。」
「友達は?」
pr「いた。」
「恋人とか。」
その瞬間。
prの足が止まる。
pr「……。」
「ご、ごめん!」
pr「いや。」
少しだけ笑う。
pr「いなかった。」
「そっか。」
pr「でも。」
prは前を向いたまま言う。
pr「好きだった人ならいる。」
「え!」
akの目が丸くなる。
「どんな人?」
prは答えない。
代わりに、小さく笑うだけだった。
その夜。
午後九時。
雨はまだ降っていた。
akは部屋で宿題をしていた。
ふと、今日のことを思い出す。
『好きだった人、か。』
『どんな人なんだろ。』
なんとなく気になってしまう。
そのとき。
スマホが震えた。
学校の匿名掲示板アプリ。
通知が一件。
学校の生徒だけが見られるお知らせだった。
「え?」
いつもは金曜日だけ。
今日は水曜日。
珍しい。
akは急いで旧図書室へ向かった。
夜の学校は、先生たちが文化祭準備で残っていて、校舎の一部だけ明かりがついている。
旧図書室の木箱。
新しい紙が、一枚だけ入っていた。
震える手で開く。
そこには、今までで一番短い文章。
たった一行。
でも、その言葉だけで胸がざわつく。
『嘘……?』
『何を?』
『誰に?』
akは紙を握りしめた。
その頃。
廊下の暗がり。
誰かが旧図書室を見つめていた。
顔は見えない。
ただ、制服の胸ポケットには、黒い万年筆が一本だけ差してあった。
「……読んだか。」
静かな声が、雨音に消えていく。
その人物はゆっくりと背を向け、誰にも気づかれないまま闇へと消えていった。
続
みー

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コメント
1件
美月ゆめかだよ〜🌸 3話読んだよ! 雨の日の学校ってだけでなんかドキドキするのに、傘に入るシーンは反則だよ…!肩触れるたびに心臓バクバクした😭💕特にprの「抱きしめそうになった」って心情、やばすぎるでしょ!!てか匿名掲示板の嘘箱、まさかの水曜日に更新されて『今日、初めて君に嘘をついた』って…誰が誰に何の嘘をついたの!?しかも最後に黒い万年筆の人物が現れて…続き気になりすぎて今夜寝れないんだけど!?次回も楽しみにしてるね⋆♡