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僕は、その日から身体の大きな、
野良犬として扱われた。
もう、可愛がられる事もない。
人の役に立つ事だってできない。
もう、盲導犬でも、バーニーでもない。
「よくやったね。バーニー。」
その声は、もう聞けない。
飼い主は、きっとこんな僕を許してくれる
飼い主は、優しくて、素敵な人だから。
でも、みんなは僕を許してくれない。
僕も、僕を許さない。
「また、人の役に立つ」
なんて、僕にはできない。
野良犬の世界は、残酷だった。
「ご飯は…?寝る場所…」
助けて…飼い主…誰か…
そう叫ぶも、返事は返ってこない。
お腹空いた、もう、耐え切れない…
僕は、目をゆっくり閉じた。