テラーノベル
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俺は今次期王様の部屋に案内されている
俺よりもっとすごい人いると思うけどなんで俺なのか、ずっと考えていた
「ここが康二様のお部屋になります」
「あ、ありがとうございます、」
あぁ、案内人もいなくなっちゃった
てか案内人ってなんだよ!すごいな
コンコンッ
「失礼します」
「お、いらっしゃい」
「お邪魔しますって…」
広すぎじゃね?!これ部屋?
ベッド、ソファ、テレビ、机、椅子
トイレ、お風呂、キッチン…
「これほんとに部屋ですか?」
「そーやで、これが俺の部屋」
なんと掃除し甲斐のある部屋だ
「あっ、今日からよろしくお願いします」
「よろしくな、翔太くん」
「前までは誰がこの部屋の掃除を?」
「掃除専門の人がいたんやけどやめちゃってな?」
「ナルホド」
専門の人とかすげーな
「康二さ、様は前までどういう風にお出かけを?」
「康二様とかなんかよそよそしいな、康二でええで」
「でも、」
「じゃあ康二くんで!でもみんなの前では様付けといた方がええかもな」
「わかりました!康二くん」
「それでお出かけはな父上と一緒にしか行ったことないんよ」
「そうだったんですね」
業務内容に康二くんとお出かけって書いてあったから…
「父上も忙しいし全然お出かけ行けへんからついてきて欲しいんよ」
やっぱりね
「でも俺だけでいいんですか?ただの一般人だしボディーガードでもないし、」
「変装すればただの友人に見えるで」
「じゃあ大丈夫か、」
「俺からの質問なんやけどさ?」
「はいなんですか?」
「どこら辺に住んどるん?」
「◯◯区ですね」
「ここから高速とか使っても2時間くらいかかるやん!」
「そうですね、今日は電車できたので3時間くらいですかね」
「めっちゃ遠いやん!わざわざありがとな」
そう、俺の家はこの向井城まで3時間かかる
今1番心配してる原因のひとつだ
何に心配してるかって?
休み明けの出勤日早起きしないといけないこと
「それめっちゃ出勤大変やん」
「時間はかかるけどお金はあまりかからないので平気です」
「…一つ提案があるんやけど、」
「なんですか?」
「引っ越して欲しいねん」
「え…ちなみにどこら辺にですか、」
「ここに」
「……えぇ!」
コメント
1件
わあ、ついに次期王様・康二くんと直接会話できたんですね!しかも「康二くん」呼びに変更するところ、めちゃくちゃ距離が縮まった感じがしてほっこりしました。それにしても「ここに住め」って提案、大胆すぎますよ(笑)。確かに通勤3時間は大変だけど、いきなり同居って…翔太くんの「えぇ!」に全部の驚きと困惑が詰まってて面白かったです。お城でどんな共同生活が始まるのか、続きが楽しみで仕方ないです!