しばらくして、3人は涙を流し終わり、
お互いの無事を再確認した後、荒れてしまった神社を片付けることにした
春「全く、…こんな汚しやがって…竜胆のアホ 」
竜「助かったんだし良いじゃん、」ムス
蘭「そうだぞ春~」
春「…チッ…ま、ありがとな、」
言い合ったがすぐに春は黙り込み、春千夜はお礼を言う
灰谷はフッと笑い、幸せな空間が神社を包み込む
またあの涼しい風が吹く
春「ん、涼しい…な、はいた、…に?」
春千夜が灰谷の方を見るとそこには綺麗に輝く灰谷がいた
綺麗、そんなことを思っていると、灰谷から角が消える、
ツノは消え、服装は綺麗に整えられ、蘭には太陽の形をした輝くものが後頭部に現れ、
竜胆には月の形をして、太陽とは違く、青白く輝いたものが後頭部に現れた。
灰谷は同時に目を開け、お互いの姿を見たら、キラキラと目を輝かせていた
当然俺は、…
春「…綺麗…」
声に出すほどに見蕩れる
嗚呼、これがホントの灰谷様、綺麗で美しい灰谷様、皆に讃えられた灰谷様、子供に好かれている灰谷、
俺は涙が出た、やっと本当の姿を見られた
長い道のりだった、こんなに、こんなにも、綺麗だとは
灰谷「春?」
2人が俺を呼ぶ、いつもとは違う、包み込むような優しく暖かい声で、
俺はニコッと見せたことの無い笑顔をし、こう言う
春「良かったな、2人とも、無事に神様、なれたじゃねぇか」
震えた声で言う、きっと灰谷から見ると俺は泣いているだろう、
そう考えていると2人から抱き寄せられる、
春「んゎ、…ちょ、濡れるぞ…」
そういうと2人は俺の涙を指ですくい、
蘭「いいよ、涙くらい」
竜胆「そうだよ、気にしねぇ」
とカッコを付ける
そして俺は油断して、言ってしまった
…好き_
ハッと我に返って2人を見ると、驚いたような顔をしていた
そこから次第に赤くなる2人
可愛い…
蘭「は、はる、それ、ほんと?」
竜胆「嘘じゃない?」
言い逃れできない状態に、俺はもう正直に答えた
すき、この世で1番、綺麗な2人に、恋しました
はい!!どうだったかな?感想くれめんす♡
♡100でまたやります!
では、次の物語で会いましょう、ばいばぁい!♡