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翔太の不機嫌は止まらない。


ロケ弁も徹底的に油っこいものを避けて、苦手なはずの野菜を中心にモグモグと食べている。レタスが次々と口の中に咀嚼されていく様は、小動物みたいで可愛かったが、ずっと眉間に皺が寄っていて、普通の食事というより、義務的な栄養摂取という感じだ。

サプリも所狭しといつもよりたくさん並んでいる。 俺はここで口を挟むと喧嘩になるので黙っていた。



🧡「しょっぴー、ウサギみたいで可愛いな」


💙「は?俺、真剣なんだけど」


🧡「ゴメン…」



康二が目で訴えてきたので、俺は代わりに身振りでごめんな、と謝った。



🩷「ストレスも良くないんじゃないの」



見兼ねた佐久間がそう言い、翔太も図星だと思ったらしく、一瞬膨れたが、噴火は免れた。

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