100早くね?
( ´ཫ` )これはもう腹を括るしかないのか!!
この作品の累計が600超えました!!
ありがとうございます。
スタート
••┈┈┈┈••夢••┈┈┈┈••
春は桜が咲いている
••┈┈┈┈••実••┈┈┈┈••
フワッとした浮遊感に身を包ませる
……ここは?見たことも無い場所だ。
ペイント「楽しそう」
ふわふわと空に浮いて子供達の様子を眺めている
帰り道なのか、ランドセルを背負っていてとても仲が良さそうだ
???「やば〜い!今日95点だわ!」
??「俺は80点……」
???「凄いじゃん!前より良くなってる!」
??「お前に言われても、なんか腹立つ……!」
???「いやいや!勉強会頑張ってたよね!って意味なだけ!」
???「はーぁ、今日は帰りたくな〜い」
??「なんで?点数高いじゃん、」
ペイントは、その???に近ずいて見ると
……痣?
らしき物が見える。
ペイント「どうして、こんないい子が……?」
グラ
頭の整理が追いつかないまま 視点が移り変わる
???「……」
???は日に日に目に光が失われていた
???。そうだコイツは
羅酡男だ。
??は、
いや、絵斗は、話しかけずらい雰囲気を纏った羅酡男を見つめる事しか出来なかった
ペイント「こんな小さい子たちになんで……」
話かけようと、何かをしようとするが、全て空を切って終わった。
ペイント「俺は何も出来ないのか。」
拳をきつく握りしめる
これまで、上手くいっていた。
いや、上手く行き過ぎていた。
だからペイントは、[何も変えれない] を知らなかった。
トラゾーが消えた時はあった。
でも、希望はあった。何かして変えることも出来た。
でも、今は何も出来ないのだ。
変えることも出来ない、希望すら見出せない。
そんな、泥の中を今彼は泳いでいるのだ。
ペイントはその場で見つめることしか出来ない。
そんな考えをしている瞬間でも、時間はずっと進んでいく。
グラ
また場面が変わる。
天乃「最近羅酡男来ないな」
そこには空席になった羅酡男の席があった。
ふと窓の外を見ると羅酡男は神社でお参りをしていた。
日記であった神社の話と同じ時間帯なのだろう。
ペイントは天乃と猿山を交互に見る
ペイント「なんで2人は逢いたいって思っているのに、ずっと出会えないだろう。」
暑い真夏の中友達をいやいや約束の日に待つことがあった。
でも、かれらは?
ずっと心で願っているのにずっとあえない。
当たり前が変わった日だった
グラ
視界が変わる
教室からいっぺん、深い森にいた。
天乃は成長しきって、今や立派な大人になった。
ペイント「何かから逃げている?」
天乃「はぁはぁ!」
思ったより自体は深刻そうだ。
人が襲いかかって来ている。それに天乃は逃げようとした様子だ。
でも天乃の行く場所は……!
止めようとしても止まらない。
手は空を切り、天乃の逃げた先に人が立っている。
天乃「……ッ!助けて!」
グラ
視界が揺れる。これが最後だと告げるように
森の中から広い屋敷に変わっていた。
この調子だと、ちゃんと逃げ切れたんだろう。
天乃が辺りをキョロキョロとしている
様子を見る限り、ここに来たのは自らの意思では無いことだけ分かった。
天乃「ヒィ」
急にそんな声がした。
その部屋をのぞき込むと、赤黒い何かを吸ったベッドや、乾いた赤黒い床や壁。
あまりにも悲惨な光景にたちよどんでしまう。
カツンコツン
廊下が側から剣を持った男が現れる。
グラ
視界が揺れる
青い空が広がり、芝生の中に少しだけ花が咲いている
桜の花が咲く丘で、1人桜を見ている人が居た。
天乃「お疲れ様。」
ペイント「……?」
天乃は自分に向かって喋っているかの様だ。
天乃「ここは記憶の中じゃない。だからちゃんと君に言ってるよ」
天乃はニコッと笑う
ペイント「俺、何も出来なかった。」
に涙を滲ませる。
天乃「記憶の中だし、変えれないのは充分理解してるよ。」
天乃はどこか切なそうに桜を見る。
春は出会いの季節であり、別れの季節。
でも、桜はそんな僕たちのことも知らずに満開に咲いている
天乃「ペイント、桜の枝を折らないようにしてね。」
サワァ
桜の花びらが散り、ペイントの周りを埋め尽くす。
さっきまでと異なり、爽やかに、体を預ける
。.゚ :✿。.゚ :✿。.゚ :✿。.゚ :✿。.゚ :✿。.゚ :✿。.゚ :✿
クロノア「次どうする?」
しにがみ「僕のせいでペイントさん寝ちゃったし、」
トラゾー「やることねぇーな」
ペイント「ぅ゛ぅうーん 」
これまでの長い記憶の旅も、ここでは数分程度のことなのだろう。
でも、とても濃い旅だった
しにがみ「ペイントさん!起きたんですね!良かった〜!」
ペイント「お前は怒られてこい」
今のこの環境は、俺たちにとって感謝でしかなかった。
❄︎ ❅ *. ❅ ✥ ✣ ✤
天乃「ふんふんふーん」
天乃は桜の手入れを鼻歌交じりにしている。
天乃「桜の花言葉、それは、精神の美や純潔。」
天乃「他にも色々あるけど……外国では、優れた教育(アメリカ)私を忘れないで(フランス)などがあるんだよ」
天乃「ペイント達もそうだけど、俺たちも枯らさないようにしないとね。」
コメント
2件
(っ ॑꒳ ॑c)ワクワクです