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chapter0 Good morning
~開幕~
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今回のメンバー
ak
pr
の二人で物語をお送りします
Noside
「ぷりにぃー!」
「まだぁー!?」
「ちょっと待ってや!」
そう会話を交わしながら1つの箒に2人の少年が跨る
その少年2人はお揃いの金髪を揺らしている
お揃いと言ってもしっかり違いがあるのだ
「あっきぃ忘れ物は?」
そう問いかけた彼は、「ぷりにぃ」と呼ばれ金髪にエメラルドの様なグラデーションが掛けられており
つり目気味な目には翡翠と断言出来る程美しい色素を携えている
「問題なし!」
二ッと笑って返した彼は、「あっきぃ」と呼ばれ金髪にトパーズの様なグラデーションが掛けられており
勇気あり気な目には琥珀と断言出来るほどはっきりとした色素を携えている
「…あぁそうや」
「あっきぃ”レプリカ”は?」
「持ってる!」
「飛んでる間に付けて置いてあげるよ!」
「ありがてぇー」
そうこうしてる間に箒は浮き上がる
箒で移動するのは飛行練習以来のため若干違和感を覚える
言葉では言い表し難いが君たちに合わせるとしたら…
ジェットコースターで落ちる時のあのふわっと浮く感覚かもしれない
ある程度高度を上げたら2人で空を蹴手繰り、勢いよく前進を始めた
時速は60kmぐらいだろう
そしてあっきぃは”レプリカ”をつけ始める
彼らが”レプリカ”と呼んでいるのは芈の目だ
ペンダント型で綺麗な装飾が施されている
くっ付けるとニコイチキーホルダーみたいになる可愛らしい物だ
しばらく飛び続けて、やっと目的地が見えてきた
彼らが目指して飛んでいたのは学校、学び舎と言えばいいのか…?
最近の世界は分からない
あっきぃはすやすやと背中を預けて寝ており
ぷりにぃは周りに気を使いながら箒の舵を切っていた
「おーいあっきぃ?」
「もうすぐ着くけど」
…返事はない
深く眠っているようだ
学校に着いたら起こしてやろう。そんなことを呑気に考えていると
「…いった!?」
「悪ぃなー他の登校者ー」
物凄い勢いのある箒に乗った白黒の髪の毛野郎に思いっきり横切られた
痛さは階段から落ちた時と同じぐらいの痛さ
ぶつかった揺れであっきぃが起きたらしく慌てて座り直す
「…びっくりしたぁ」
「あの白黒頭覚えとけよまじで」
「どしたの?」
「ぶつかられたんよ」
「怪我は!?」
「骨とか出てない!?」
「いやグロすぎやろ」
「ちゃんと心配したんだけどなぁ…?」
「心配のベクトルがちゃうわ」
学園の正門は開かれた
上の学年で普通に登校してくる者
兄弟の様に入学式でくる者
それぞれだ
さてと 君たち?聞こえてる?
誰って…”君”のことだよ
この中を覗いてごらん誰かの記憶が見えるんだよ
ほら顔を近づけて
…もう少し近づけてもらえるかな?
…そうそのままね
いい?見せるよ…
この人には才能がないって言われてるらしいよ!?
────…ちがう
この子は魔法の制御の仕方も知らないらしい…
──────────…ちが�ってば
こいつは神の面汚しってこと!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈…う�さ�
うちの子はダメだったみたいね
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈�����?
俺の気持ちを知らずに減らず口を叩くな 愚民ども
俺だってなりたくてなって無いんだよ
俺だって…
認められたかったよ…
…何か不穏なものでも見ましたか?
狐にでも摘まれたような顔をしていますけど
…ふーん
まぁ喋り方とかで分かるんじゃないですか?
私は…
私は知りませんけどね
キャラ
奇咲 晃 きせきあきら
固有魔法 ???
芈の目の形 ペンダント
奇咲 龍輝 きせきりゅうき
固有魔法 ???
芈の目の形 ペンダント
chapter0 Good morning
〜complete〜
chapter1 小さな復讐の刃
〜開幕〜