ここ、花空学園には、ある噂がある。
この学園は、自殺者があとをたたない、と。
ぶっちゃけ信じられない。
信じるもんか。
本当に自殺する人がいたら、ニュースになってるし、それに今まで人が死んだなんて聞いたことない。
だが、いつまでも噂があとをたたない。
この世はどうも噂話ばかりだな…
[ねえ、そこの君!少しいい?]
[俺?]
[うん!]
黄色の髪の少女が話しかけてきた。
誰だ?2年か3年の先輩か。
[私、死んでるんです!]
は?この先輩は馬鹿なのか。
[精神科行きましょうねー(棒)]
[ちょ、行かないし!]
先輩が必死で抵抗する。
[わ、た、し!本気なの!本当に死人なの!]
それはそれで普通に心配する。
[先輩…頭大丈夫ですか…?]
[急に真顔から本気の心配顔にならないでよ~!]
こうして雑談を交わした先輩と俺。
[君には、私の助手になってもらう!]
[無理でーす❪棒)]
あ、先輩が泣きそうな顔してる。
目がうるうるしてる。
[…君のばか~]
本当に泣いてしまった。
そして、走り去ってしまった。
なんだったんだ?
コメント
1件
ノベルで書くの珍しいね! この後の展開、楽しみにしてるよ!